みんなのレビューと感想「終点は東京。【電子限定描き下ろし付き】」（ネタバレ非表示）

泣いた

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評価がイマイチで迷いましたが読んで良かった。高校の同級生と再会して付き合いだして4年。利一は普通に生きるために女性と浮気を繰り返してきた。30を前に好きになりすぎた相手と別れる為の旅に出る。4年の間にかなり傷つけてきたけど好きな気持ちに変わりなくモヤモヤした旅の終点は東京。すごくすごく良かった。人生このままで良いのか、とか男同士のカップルなんて！とか迷いがすごく理解できるし矛盾だらけの思いをどう着地させるのか。読んで良かった。

せつないストーリーでした。
年齢を重ねるにつれ男性同士の関係に不安になっていく受けの感情や、仕事に忙しくて受けの不安に気づきながらもどうにもできなかった攻めの気持ち。
最後の旅行だと受けは決意している、攻めはそれに気付きながらも気付かないフリで付き合う。
この旅行のために必死に休暇をとった攻めと、普段ならしないツインではなくダブルの部屋の予約を最後だからとする受け。
せつないー！と悶絶しました。
最後までハラハラしながら読みました。

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高瀬は許せたみたいだけれど、私は穂村のことは、最後まで好きになれなかった。一人で別れを決めて誘った旅行先で、ナンパされた女性とホテルに行くなんてサイテー。高瀬がそれを含め穂村を許せる気持ちが理解できなかった。

こじらせ

かなりこじらせている2人です。おいおい勝手に終わらせるなよ！って感じですが、最後まで引き込まれました。