5.0
幸せになってくれ
絵がいい。
素朴な優しい絵。
それだけに、心に刺さりまくる。
覆水盆に返らずと言うが、終わり方がもう、胸締め付けられて…
でも、あれは希望のある終わり方と解釈したい。
もう少し、あと少しで…
いや、まだまだ時間が…
時間をかけたところで…
何かが動き出しそうで、動かないのか。
別の方向に動いていくのか。
どう動こうが、幸せになってもらいたい。
- 3
絵がいい。
素朴な優しい絵。
それだけに、心に刺さりまくる。
覆水盆に返らずと言うが、終わり方がもう、胸締め付けられて…
でも、あれは希望のある終わり方と解釈したい。
もう少し、あと少しで…
いや、まだまだ時間が…
時間をかけたところで…
何かが動き出しそうで、動かないのか。
別の方向に動いていくのか。
どう動こうが、幸せになってもらいたい。
ずっと、何故奥さんが娘を連れて突然出ていったのか、全くわからなかったくらい、良い人と思った元夫だけど、
その理由が垣間見えて、元夫の苦しみだけでなく、元妻の苦しみもやはりあったんだな~と気付くお話です。
でも、娘も言ってたけど、やっぱり一番泣いたのは間に挟まれた娘だよね、とつくづく思いしらされた作品でした。
最後は、それでも娘は父に会いに行ったのかな~、という淡い期待がほんのり残った終わり方が良かったのか、残念だったのか…とにかく本当に切なくさせられたお話でした。
私には夫側の気持ちはわからない。
そう思っていました。
ですが、読んでいると涙が溢れて。
切ない気持ちでいっぱいでした。
目線を変えると主人公だけでなく、ほんの少し登場する妻の気持ち、さくらの気持ちが垣間見れます。
何も無くて離婚はありえない。
やはり色々が重なって起きたんだなぁと。
ですが、娘に会えない父親がこんなに苦しんでいるなんて、思った以上に辛かった。
ですが、最後の終わり方が悪くてガッカリ。
妻の言い分、娘の気持ち、そして娘が父の住む駅に降り立ち再会の瞬間まで描いて欲しかった。
メインになってくるのは、ある夫婦の離婚がその子どもに与えた影響かなと思いました。ただ読む人の立場や経験によっては別れた妻の気持ちの方が理解できるとか、それぞれで違ってくるかも知れませんが。
心の奥ではお父さんに会いたかったのに、泣きたかったのに、全部封印しないといけなくなったさくらの気持ちが本当に悲しい。お母さんにも逃げたくなるほどの辛い気持ちがあったし、お父さんはお母さんを蔑ろにした(モラハラ?昼逃げでググるとモラハラが出てくるから)言わば自業自得とはいえ、娘のことは本当に愛していた。
子どもの笑顔を守るために何ができるか、どうすればいいかということまで考えさせられました。
この作品をみて思うこと。
愛がなくなっても、一人で暮らすよりも、家族がいることに感謝してます。
一緒に生活するって、愛情だけでは続きません。
子供は血がつながっているけど、夫は法律上のつながりだけなので、ずっと一緒に暮らすには我慢する気持ちが出てこない、空気のような関係が良いと私は思います。
あ、あと経済的にそれぞれが自立していることも大事。
お金がなくて離婚出来ない夫婦にならないようにしてます。
無料分を読んで続きが気になり一気にポイント使って読んだのに…
ラストはすっごく中途半端な終わり方でびっくりしました!
離婚原因はおそらく喧嘩(価値観のズレ)だと思うんだけど細かい事はなにもわからないし、子供が最後お父さんに会いに行ってる(であろう)描写はあったけど会う前に終わっちゃったし…
何ともスッキリしないラストでした。
ポイントが高い分損した感じ。
最初は山本さんの言い分だけ聞いて、酷い妻だと思ったけど、ぼんやり離婚理由が見えてくると山本さんがちゃんと妻に向かい合ってなかったのがわかる。でも妻も子供に圧力をかけて父親に会いたくないと思わせる洗脳していて、間にいる子供が可哀想。
最後は自分と出来事に真摯に向かい合った子供が父親に会いに行ったと思いたい。
11話なので比較的すぐ読み切れる。そして定期的に読み返してしまう作品。
物語の中では、誰が正しくて、何が正解かは描かれていない。モヤモヤした読後感を抱く人も少なくないかもしれない。
画風はゆるやかでシンプルだけど、とにかくストーリーと、そこから伝えられるメッセージが、私にはずっしりと感じられる。
シンプルな描写だからこそ、想像力が掻き立てられ、より感情移入してしまう。
揺るぎなくそこにあった、父が娘を思う愛情と、深い深い悲しみを痛いほど感じて、涙無くして読めない。
さくらが、封印し続けてきた自分の気持ちや記憶と向き合い、気づくくだりではさらに涙腺爆発。
必死だった母の事情も理解できる。
父と母と娘が、三者三様の心の傷を抱えながら、それぞれの日々をこれからどう歩むのかは描かれていない。
後日談を知りたいような、知りたくないような。
どうか、3人の心の傷が癒える日が来ますようにと願ってやまない。
子供に会いたくても会えない悲しさ、やりきれなさ。それでも日常が続いていく。
バタバタの離婚を女性目線で語るストーリーはよく見るが、男性目線で離婚の後の日常を、この世で1番辛いことの一つである子供と会えないことについて語るストーリーに初めて出会った。
相手が夫として問題があり離婚を考えているが、子供にとっては良い父ではある。そんな状況の女性に、「子供を自分だけのものにしたくなってしまいそうな人」に、一人でも多く読んでほしいと切に願う。
離婚後のそれぞれの家族の話なんですが、作者に聞きたいのは、それで?これを描いて何が言いたかったの?って事ですね。ただただおじさんが離婚されて子どもに会いたくて落ち込んでる話で、どうして離婚になったのか、未来はどうなるのか、全く分かりませんでした。強いて言えば、スーパーの事務の子のお母さんの言う、人の家庭の事はわからない、人の家の事に口出ししちゃダメ、他人が口出ししたらもっとややこしい事になるって事でしょうか。
そうか!作者はそれが言いたかったって事か!
だからこんなスッキリしない終わり方なのか!と考えると少しは納得できるかもしれません。
ただ、それだけのためにこの値段はちょっと高いかもしれませんね〜