2.0
後付け設定とキャラクター。
途中までは面白いかもと思いながら読みましたが、主人公が過去令嬢だったり、ピアノが天才的に弾ける、とか言い出したあたりで萎えた。
……いや、なんで今頃出てくる設定。
主人公が最初好きになったガロットも、人魚姫がごとく主人公が「陰で」傷治したのに主人公の偽親友が治したことになってるし。
……控えめな主人公を強調したいのか??
あと、主人公にベタ惚れの第二皇子のイヤリング、主人公の母親の形見らしいけど、主人公あんなに側にいて気づかないって……ホントに形見か??
そもそも……偽親友に友達とは思えないことをちょいちょいされてたのに、コイツおかしいって思えない鈍さ……ご令嬢設定のせいですか?
それで冒頭、すごい悪魔みたいな顔して悪女になってるフラグ立てといて、本編読むと他の誰よりも聖女っぽいことしてるという……変な話。
ま、他の聖女候補たちが聖女とは思えない酷い人格者ばかりなので、普通にしている主人公が良く見えるだけという……しょーもない構図だというのに30話越えて気づきました。遅……。
まぁ、そこまで読める程度には面白いのかもしれません。
設定に矛盾を感じず主人公すげーが楽しめる方にはいいと思います。
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