5.0
これは途中から作品の印象がガラッと変わるので、ぜひ最後まで読んでほしいです。
救われたかったのは、高校生の受けの子だけじゃなく、攻めの男性こそがだったんだなあ、と。
高校生と母親の関係も含めて、一緒にいるとは、愛するとは、など、色々と考えさせられます。
繊細でやさしいゆえに、何かあるとガラスのように壊れてしまうけれど、壊れても破片は美しい。ただそこにいてくれるだけでありがたい存在。そして、いつかそれはまたそれで独自の輝きを放ち出す。
絵もきれいだし、私はこの世界観、とても好きでした。
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