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幼少期にそんな被害に遭って怖かっただろう。彼は人生を賭けて彼女を守ると決めた。彼女も彼に守られる事に罪悪感を覚え申し訳なく思うと共に、周りから彼が責められるたびに自分が責められる気持ちになった。追い討ちをかけるように彼の母からは息子の人生を返してと言われ、許嫁からは彼と別れてと彼女は追い込まれた。逃げるように田舎に逃げた。しかし、世話になってる陽子は彼の大学からの知り合いで、全てが彼の手の内、掌で転がされていた事にショックを受ける。彼の独占力、束縛からくるものだったとは。その彼から離れられない自分に気づいた。結婚しようと言われやっとホントの幸せを掴んだ。
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