陽介さんへ…かなり悪口ですが
幸村佳苗先生の作品に出会ったのは、実はつい最近。健気なヒロイン、そして、さりげなく男の色気を醸し出すハイスペックなイケメンヒーローを描かせたら、三本の指に数えられると密かに思っています。今作の鷹藤陽介も、さもありなむ、ちょっと髪型が好みじゃないけれど…。ただ、ハイスペックな割には、お子ちゃまなんだな〜。(確かに若いけれどねー)環のこと好きなくせに、野良猫?愛人?はぁ?だから、逃げられるのですよ。結局は、あの父と発想が同じってことかい。自分が優位に立ちたい?弱い立場になりたくない?より強く愛されたい?ハートの弱い男にゃそんな資格、ありませんがな。
ハッピーエンドながら未回収気味という説には賛成です。てか、このお話、続話が必要でしょ。そして、旧態依然とした差別意識丸出しの誰とかさんや、何か勘違いしている誰とかさんの鼻っ柱を完膚なきまでにへし折らないと、読者は納得しないのではないですか?野良猫も愛人も愛情表現の一つと理解しつつも、やっぱりあったまにきてしまったので、ちょっと意地悪く書いてしまいました。
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4.0