説明が足りん!
部分的には面白いんだけれど、俯瞰して見ると、これほどよく分からない物語はない。竜族、魔族、妖精族が入り混じるのは、まだよいとして、黄昏の竜?黎明の竜?何が違うの?竜といいながら、全然竜らしくないやん。ロードって誰?親の木がどーした?亀裂の何が困るの?選別って、広辞苑に載ってる意味とは、違う意味で使われている?などなど、説明が不十分なまま話が進んでいくので、読者は煙に巻かれちゃっている感じ。そこに、黄昏の竜クリセルアの予知夢?みたいなものも挟まってくるから、ここはどこ?私は誰?状態!竜族のナスカンと妖精族のソルに至っては、クリセルアの子ども時代に絡みがあったらしく、一筋縄ではいかない関係!あ〜〜〜、伏線はり過ぎです!!
クリセルアvsナスカン、ソル、アクセンの、単なる逆ハーレムのお話だけだったら、もっと肩の力を抜いて楽しめたのでしょうが、どうやらそれだけではなさそうです。もう少し話数が進んだら、前後関係がはっきりしてきて、謎も明らかになっていくのでしょう。それまで、頑張って読み続けますか…。
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4.0