5.0
凄まじいほどの高クオリティ
初期作品からすべて読んでいますが、これまで十分に高クオリティだったところから、今作はさらに絵と構成と演出が凄まじいほどさらに上手になっていました。色気に凄みがある絵を描ける漫画家さん、人間の切なさややりきれなさを繊細に描ける漫画家さん、それらを取り入れてひとつの作品にまとめあげられる構成力のある漫画家さん、現状どれくらいいるのかなあと思ってしまうほど。そのなかにこの漫画家さん独自のユーモアやかわいらしいギャグテイストもあって、よい作品を読めて大満足です。
- 3