急展開!
ジェットコースターロマンスとは言わないけれど、さすがTL、再会して、振られて、バーで再再会してベッドまで、わずか2話?この潔さ、好きです。
「幼馴染ヤクザ」ということでしたが、正直、それはあまり重要ではなかった。子どもの頃の飛鳥に、誰も近付こうとしなかった理由のために、必要だったのかな、その設定。いおりだけが飛鳥に手を差し伸べて、それが飛鳥の「甘い暴愛」のきっかけになってはいたけれど…。墨の模様を楽しんで描ける作画さんじゃないと、このジャンルは大変だろうなあと思います。
TLって、イタしているときに体の線が崩れたりしていると、案外興醒め。その点、ヒノノメ先生はお見事、飛鳥もいおりもナイスバディで、全編楽しめます。そしてこの作品、イタしてる率、高いです!
普通は、みんなに祝福されて結婚!となるラストも、ヒーローの仕事が仕事だけに、最後の着地点が難しい。こちらの作品は、タイトルの「逃がしてあげない」に絡めて、軟着陸させていました。作者さん、はじめからこのラストを意識して、タイトルを考えたのかな。ちょっと聞いてみたい気がします。
- 1
4.0