4.0
ため息……
2度も夫に先立たれ、国の手駒になった不運な皇女が、ひたむきに生きていつの間にか育んでいた愛を貫くストーリーです。
お互い心に闇を抱えていて、それをどうにか晴らそうとするのではなく、闇は闇のまま受け入れていくという決断をするのが良かったです。
途中まで皇女の相手はどっち?とモヤモヤしましたが、たった1日だけの夫婦だったけれど、印象に残る出会いだったのだろうなと安堵とともに読了。
初恋の人は策士策に溺れてドン引きなことしてくれます(笑)
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