【ネタバレあり】冷たい上司と嘘の恋～さよならの代わりに～【フルカラー版】のレビューと感想（3ページ目）

最後は幸せになってよかったです！

想いを寄せていた上司から振られたヒロイン奈都さんが酒の勢いで見知らぬ男性と一夜を共にした後、その行為を恥じながら仕事に励もうとした矢先に、あの夜の男性皆川祐人さんとの仕事場で不本意な再会をしたことで、大きく人生が動き始める。最初、皆川祐人さんは仕事上の関係で利用しようとしていたものの奈都さんに惹かれていく自分を自覚するようになる。一方、奈都さんは最悪の出逢いから自分が利用されていることを感じながら段々と祐人さんに惹かれていく自分を認め、素直に自分の気持ちを打ち明け最後は相思相愛であったことが分かり、ハッピーエンドで終わることが出来てよかったです！

キーワードは“迷子”

　一度本作を読んで、次に「冷たい上司は〜」を読んで、更にもう一度こちらを読んで、やっとレビューを書く気になりました。理由は、高評価に納得がいかなかったから…。奈都が皆川さんを好きになる過程は見えていたけれど、皆川さんが奈都を好きになる理由が全く伝わってこず、最後もなんかヒロインに都合よく終わった感じ…自分の中では、そんな印象の作品でした。
　はたして皆川佑人の胸の内は、「冷たい上司は〜」を読むことによって、徐々に絆された？ことが分かったのですが、そちらを読まなければ、キーワードの「迷子」にも全く気付きませんでした。確かに、最初奈都は、皆川がいたバーに迷い込み、最後も迷いながら、皆川がいるバーを探し当てた…「冷たい上司は〜」で、皆川が連発していた「迷子」の伏線は、しっかりと描かれていたわけです。
　でも、この演出のよさも、「冷たい上司は〜」を読んでいないと、奈都の無計画性だけが際立ってしまって、ただのご都合主義に見られてしまうかも…もったいないのひと言です。
　本作「冷たい上司と〜」単体では、正直星３ですが、「冷たい上司は〜」と併せて読むことで、作品の深みがぐんと増します。キーワードは「迷子」　断然セットで読むことを、強くお勧めします。

トータル良かった！

3年憧れてた東条主任に恋人ができて失恋した奈都。やけで入ったバーでやけ酒の上に絡んだのが皆川さん。
そのままホテル。でも関係の有無は？のあやふやのまま逃げ帰り出勤したら経営の見直し役的な感じで短期契約で現る！

東条主任を振り向かす作戦に仮恋人としても過ごすことに。
でも東条主任の恋人の受付嬢堀内さんは、実は実は、な人で、皆川さんが人事コントロールで探ってた相手。

ここからは奈都や皆川さん、堀内さんの仕掛け合い。
確かに東条主任は甘いマスクの気の利く優しい上司。どこかで何か裏の顔とかある？とか思いながら。堀内さんは出だしから怪しさ満載。それに付き合ってくれてる皆川さんは終始氷男。

奈都は皆川さんと仮恋愛するけど、東条主任と堀内さんも必ず絡むから事情も深く分かっていくし傷ついたり。
でも皆川さんは堀内さん狙いのお仕事なのに、奈都への協力は仕事に都合が良かっただけ？いつから仕事の都合だけでなくなったの？そもそもあのバーで奈都が絡んでくることは絶対想定外だったはずだから、その時点で運命？

皆川さん側目線の「冷たい上司は本音を隠す」を再読しなきゃ！皆川さんの心理描写が細かく書かれてたから。少し前に読んだから、記憶も曖昧で本作を読んでからの上記作品の再読は必須だね。特に皆川さん目線はあらためて気になりすぎる。本作だけでは氷で無表情すぎて読み取れない。

「冷たい上司は本音を隠す」見返したらまたこっちも読み直しそう。
くらい面白かったです！
他作品も読んでみたい！！

モノクロ版を全話読み、またカラー版を読み直しています。
ナツは、自分の仕事のほかに伝票処理などの庶務業務を抱えていて、そのせいで企画などの本来の業務が後回しになり、持ち帰りでなんとかしていた。その事を、ナツの甘えだと、きちんと声をあげないといけない、と指摘してくれた皆川さん。あぁその通りだなあと思いました。何かと女の子に雑用おしつけられるけど、黙っているんではなくて、不平等だと声を上げなければ、何も変わらない。そこをズバッと本人に言える柳川さんがカッコ良いと思いました。

大人になると…

一気読みしてしまいました。
最後に奈都が選んだのが皆川さんで良かったな～と思いました。
皆川さんは頭が良くて合理的で、相手の事を優先して色んな事が判断できる男性ですね。
こんな男性に出会えたら、私の人生はどんなだったのかな～？と考えてしまった。
でも、何度も読み直していくうちに、なぜ皆川さんは、奈都に本音を途中で言わなかったのかなぁ～と考えてしまった。
私が恋愛に慎重な方ではないから、フッと不思議に思ったりしたけど、世の中の人は普通なのかな〜とか、ただの恋愛ストーリーとしてだけではなく、人間って…という、深い部分に踏み入れて色々考えてしまいました。
そこで、皆川編も読んでみました。皆川編も一緒に読んで良かったです!
男性目線って、そうなんだな～をたくさん知ることができました。
大人になると、自分の気持ちに素直になれないもんなんだな…と思いました。
自分の気持ちに素直になれなくて、大切な人とすれ違ってしまう人がたくさん居るんだろうな…そして、すれ違ったまま、別々の人生を送ってしもう人もたくさん居るんだろうな…そんな中、奈都の勇気で皆川さんと送る人生を得られたこの二人は、きっと幸せな人生を送るんだろうな…と、思いました!!
末永く、お幸せに。

面白い内容で課金してでも読みたい作品です。
冴えないメーカーの研究職の女子社員がお酒に酔って一夜を共にした男性が自分の会社に派遣された調査員だったことから話が始まり、あんなとこやこんなこと？？？な展開になっていきます。

こちらは女性側の本音を綴った作品ですが
同先生の書かれた
「冷たい上司は本音を隠す」は同じ設定の男性側からの視点で書かれた作品でこちらのマンガと対で読んだらなかなかに面白いです。

大号泣！！

始めは何か裏のある皆川さんの策略や、奈都の失恋や仕事で追い詰められている様子がどんどん展開されていって、それを一つ一つ受け止めながら読んでいました。でも途中から皆川さんと奈都の間に変化が見られ、でも彼女がその気持ちに必死で蓋をする辺りから切なくて涙が止まりませんでした。皆川さんの仕事が終わりに近づいていくカウントダウンと、彼の仕事の目的や核心に迫っていく部分と、奈都の感情の変化が合間って後半は奈都が涙を流す度に私も号泣してしまいました。

最後まで本音を隠し通してコンサルトとしての任務を遂行した皆川さんが、東條主任を異動させなかったこと、担当から外れたセミナーに顔を出してたことから十分奈都への想いが伝わってきました。個人的にはインフルで奈都が欠席したセミナーで東條主任に皆川さんが奈都について伝えた言葉が最高に泣けました。彼女を大切に育ててあげて下さい…もう涙腺崩壊です！

小説がコミカライズされた作品のため心理描写が丁寧でとにかく泣けました。泣きすぎて翌朝目が腫れてました(笑)素敵な作品に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました！

見終わったあと気分がいい！

初めはマウント女や、男社会の雑用は女がみたいな風潮があってムカつくとこもあったけど、最後はとっても綺麗に終われて全話読み終わったあとスッキリしました！

ドラマを見てるような感じで、偽物の2人が本気の恋をしてしっかり結ばれて良かった！
主任とも良き仕事のパートナーとして戻ることも出来、雑用業務もしっかり引き継ぎされて何もかもがハッピーエンドでした！

作者様素敵な作品をありがとうございました！

ストーリーどストライク！！！

こんな作品を待ってました……泣
女の子の失恋から始まる新たな恋、お互い引かれ合うものの彼は仕事で自分を利用していただけ… そんな切ないお話かと思いきや、仕事と割り切れなかった彼からの熱い告白ありのハッピーエンドです…。
お仕事と言いながら途中我慢できてなかったり！
もうじれったい！！でもいい塩梅のじれったさ、そしてえっちシーンも甘くて大変よかったです…

シリーズものなので、彼サイドの方もあり面白いです。
大変オススメ出来るお話です！

皆川さんがステキ

もともとの話の設定が、大好きな上司に食事に誘われてオシャレして行ったのに彼女がいてっていう、ちょっと可愛そうで入り込みやすかった。
バーにいた男性にお酒の勢いで声かけて泣いてしまうとか、ヒロインの女の子も親近感があって良かった。
とにかくその後の皆川さんとの再会とか皆川さんみたいなクールで理屈っぽい男性が素直なヒロインに惹かれていく様子とか表現が上手くて引き込まれてしまいました。