5.0
狂った愛
アイドルや芸能人、そして亡くなった人。
手の届かない存在に近づきたくて、愛して、愛されたくて、間違ったかたちで追い求めてしまった結果、彼女達のような人ができてしまったのかもしれない。
とても、面白かったです。
- 13
アイドルや芸能人、そして亡くなった人。
手の届かない存在に近づきたくて、愛して、愛されたくて、間違ったかたちで追い求めてしまった結果、彼女達のような人ができてしまったのかもしれない。
とても、面白かったです。
途中までは面白かったです。それだけ。
極端なネタバレをするとキモオタが人に迷惑をかけるお話しです。
お墓を舐めたり、自分の子供を好きな人と同じ様にしようと計画したり、好きな人が亡くなった場所に家を建てて悦に浸ったり…。他にも諸々ありますが、大体こんな特殊な人が出る作品。最初は不気味で恐いと思っていましたが単純に気持ち悪いだけです。
他の方のレビューでも書かれていましたが、何故ゲッソリ痩せたのか説明されません。普通にカロリーの高そうなパイ食べてたりします。最後も尻切れトンボです。
課金して読むべきかはその人次第ですが、スッキリした完結を望む人には合わないです。
思わず読み進めてしまいました。最終話そのシメなの?って肩透かしを食らったという意見に半分同意、半分これでよかったのでは?でした。
皆様のコメントも参照にしつつ、私なりに感じた登場人物の心情は。
●何故幸生は凛子に加担したか→あんな環境で生きて歪まぬ筈は無いからこそ、凛子を愛したのでは無かろうか。
●しのぶが痩せていく→単純に罪悪感や嫌悪感。彼女は最初から一貫して普通の人です。凛子へマウンティングを取り、特別な自分の秘め事に陶酔して選民思考に浸りたいだけの。しかし行動をエスカレートさせた結果、残酷な真実を知ってももう後戻りは出来なかった。「私は正しい」と自身を洗脳する凡人ゆえ疲弊し、本当に狂って行った
●何故久美子なのか…久美子である意味は無いかも。敢えて言うなら凛子達同様に無邪気に死に引き寄せられる性質を持つ事が生贄の条件だっただけ。凛子は女を解体する行為によって女をおかす行為の代価とし、公彦に更に同調したかったのかな。
●凛子は何故歪むのか…おかしな隣人(しのぶ)に害されたらそりゃそうなる半分、天性の狂った人半分かと。そもそも、都合良く切り貼りした内容で成る歪んだ本から形成された彼女の精神がまともな筈が無いのです。しのぶは「私の"都合良い"公彦さん」を愛そうとしたけど、凛子は「公彦母が歪めた公彦さん※やはり無理がある。最後変態行為に及んだ素体は隠せてない。歪んでいる」に真摯に同調を試みた。そこで公彦母⇆公彦→凛子という歪んだ精神の継承が起きた。ってことかな?
凛子さんとっても美人なのに、生身の男性には全く心惹かれなかったのね…。
結城さんは凛子の『芸術』に相応しい素体を選別して送り込んだり、少女が行方不明になっても凛子が疑われないようアリバイ工作させたり、明らかに犯行を助長してるよね?
母(しのぶ)の『芸術』は拒否したけど、凛子のために他人が死ぬのは気にしない…というかむしろ後押ししてるのはなんなんだろう。(まぁ自分が死ぬのは嫌よね…)
ところでしのぶさんがどんどんやつれていった理由が明かされなかったけど、なんの意味があったのだろう。
亡き画学生に恋したふたりの女性。
狂気が全身から立ち昇っているようなしのぶの描写(表情、目つき。アヒル口で舌なめずりする何とも言えない不快感。漫画家さんの表現に圧倒されます)に当初ドン引きしていたのですが、話を追うごとに一見常識的な凛子のほうも静かに病んでいるのが伝わって来ます。
いいところで無料分が終わってしまい、短い話なので思い切って購入。
面白かったです。愛って何だろう…とつい考え込んでしまいました。
こういうお話が好きなこともあるのですが、安定した美しい絵柄が話の内容に合っていてとても素敵でした。
レビューでは賛否両論あるようですが、
私はこういうのは好きです。
確かにオチは読めますが、思った通りのオチが描かれる予定調和的な安心感があるというか…。
これでこの画家さんが実は常識的でとてもいい人、というオチだったら、逆にがっかりです。
絵がとても上手いので、
しのぶの気持ち悪さがより気持ち悪く感じます。
出産後から痩せて(やつれて)いく理由は私も分かりませんでしたが。
絵も話も好きな感じでした。
死者を愛する主人公に対して狂気を感じるも、それ以上にやばいキャラクターによって感覚を麻痺させられる。現在のシーンの描写が入る度、「なにかの予感」は感じるものの、最後のどんでん返しまで確信が無く、とてもよい読了感でした。個人的に、公彦の真実のシーンがリアルで生々しく、その衝撃たるや、今まで読んできた「主人公の言葉」の数々が無意味に散ってしまった感覚で、当の主人公なら尚更、ショックという言葉で片付けらないものがあったと感じます。だからこそ、このラストは説得力があり、非常に好きです。
Twitterの広告でみて
そのコメント欄でみなさんが面白いと言っていたので
読んでみました。
どんどん引き込まれていきます...!
恋愛って度を越すと恐怖でしかありませんよね...
逆にいうとこの友人の方は結婚あたりから最早恋愛なんてなさそうと思いました...
ただ、ただ、人と比較して上に立ちたい
羨ましい存在でいたい。そんな気分だったのかな?たか思いました...
最後まで見てないのでこんな感想ですが最後まで見たらまたら感想が変わりそうですね
他の方のレビューで読み終わってから1話読むといいですよって書いてあったので
読み終わり→1話読んだら何かあー…って気持ちになりました。笑
狂気染みてる。
一番の被害者でありながらもやっぱりその道に進まれるんだなーって思いました。
その世界線で育てられればそうなるか…笑
思い通りにならないと言いつつ近しく感じます。
小説があるみたいなので探して読んでみたいです!!
広告から気になり読んでしまいました。
凡人の自分からしたら芸術家の考えはさっぱり理解できません。
しのぶさんがおかしい人みたいに凛子さんは言っていますが、凛子さんも十二分におかしいです。
1話の紅茶は読者は飲んだらダメだと直感したと思いますが、決して飲んではいけませんでしたね。ダークな話です。