4.0
静けさと情熱の共存
韓国の作家さんの作品のようです。
コマの進め方の独特の間合いと、主人公二人の人間関係の微妙さがなんともいえず、はまりました。
ひんやりとした静かな空気の中で、内なる情熱を秘めた二人が触れ合ったり離れたりしながら、少しずつ距離が縮まっていく感じがたまらないです。
立場的には秘書のほうが理事より弱いのかと思いきや、幼少期から交流があり、秘書のほうが理事よりも会長から一目置かれているようで、そうしたねじれた関係性も面白いです。
立場や過去の経緯を超えて、二人がどんな関係になっていくのか、今後が楽しみです。
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