4.0
4話完結
ファンタジーな話しだけど、奥様のキャラがとてもいい。
最後がどういうことかちょっとわからなかったんだけど、亡くなる前に3年後にタイムリープしていて、奥様は3年後のご主人から頂いたネックレスを付けているって事だよね。
色々『ん?ということは、』と思うけど、絶対に起こらない素敵なファンタジーだからアレコレ言うのはやめます。
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ファンタジーな話しだけど、奥様のキャラがとてもいい。
最後がどういうことかちょっとわからなかったんだけど、亡くなる前に3年後にタイムリープしていて、奥様は3年後のご主人から頂いたネックレスを付けているって事だよね。
色々『ん?ということは、』と思うけど、絶対に起こらない素敵なファンタジーだからアレコレ言うのはやめます。
3年前に妻を亡くして、私生活はボロボロ、仕事のみの主人公。
妻は亡くなる前に神様からの計らいで旦那のいる現在に1週間だけ帰ることができる。
主人公が前を向いて生きていけるように短い時間の中でサポートをする。
主人公も妻の存在の大きさや大切さに気づく。
短編だが、とても考えさせられる話。
残された者は寂しさの中でも生きていかなければならない。
最後のシーンもよかった。
何気無い普通が一番の幸せですよね。若くして奥さんを亡くし生活もボロボロに。三年間もがいて、仕事に没頭して、疲れた時に奥さんが戻ってきてくれて!!わずかな時間でしたが、お互いに濃密な時間を過ごせたと思います。もちろん、最初は怖いですよね。夢?幻?幽霊?って。突然のお別れにまた切なくなりますが、主人公が前向きに進める道を奥様が照らしてくれたのだと思います。
ありがちな創作で伏線から予想される展開も終わり方も予想通りでした。
いつだったか北野武さんが、お笑いで冠婚葬祭を扱ってはいけない、と仰っていました。タブーを弄るだけで簡単に笑いを取るなどプロの仕事ではないと。
これは全ての創作に通じると思います。
定まった死を題材に安易な奇跡で涙を誘うなど素人にも簡単に生み出せるストーリーであり、お金を取れるお話ではありません。
死の絡まないお話で感情を揺さぶってこそプロでしょう。なので、星は1個です。
予想通りの結末ではあると思いますが、ひねってない分ストレートに心に響きます。
切なくて悲しくて、でも暖かいラストで…
大切な人を失った経験のある人は少し心が救われるんじゃないかな。
読んだ後、今でも大好きで大切だけど逢えなくて触れなくて悲しくてつらいけど沢山幸せな時間をくれた人にありがとうってお線香焚きました。
妻という名のママが死んじゃって、家は散らかり放題、食事はインスタントで自暴自棄になったダメ男のもとに死んだはずのママが現れ、おいしい料理を作って掃除をして世話を焼き、生活ぶりをたしなめるとダメ男が改心する都合のいい話。
まあ、そのうち世話してくれる別の人と暮らすんだろうな。
「またずっと君と暮らせる(んだから僕がきちんとしなくてもいい)」とか言っちゃう男も大概だが、この男に尽くしたがる妻は理解不能ですわ…。
相手が何も話してないのに「奥様へのプレゼントか」とか人のプライバシーに踏み込む店員など、とにかく現実離れ要素満載。
素敵なお話でした。
なぜ死後に現れたのか。それが気になって最終話購入。
死んでいくものも心残りがたくさんある。
2度の別れはつらいと思うけれど、主人公が納得できてよかった。
ミズキは3年前の亡くなる前から心配していた。そんな妻、やはり失うのは大きすぎる。
読んだ後なのに死なないで欲しかったと強く願ってしまいました。
切ないです。もしこの作品のように期間限定でもう一度幸せな時間を過ごせたら…いや、それは2度目の幸せの有効期限がきた時に、恐ろしい喪失感だと思います。
大切な人との今ある時間の素晴らしさを教えてくれてありがとうございます。
そして旅立った人達との思い出を懐かしむきっかけをくださって、ありがとうございます。
3話無料であと1話、となれば読んでしまいますよね。短編ながら素敵なストーリーでした。2度の別れは辛いのでは?と最初は思いましたがちゃんと気持ちの再確認ができたことは主人公にとってプラスに働いたのかな。願わくばラストシーンは伏線として最初に欲しかった。その方がカタルシスがより感じられたと思います。
妻を亡くした絶望から抜け出せず生きる
主人公の絶望感が悲しいけれど
読後は爽快感さえある、素敵なストーリー。
流れ星に願うというファンタジーな感じと
元ヤン妻というキャラ設定が功を奏してる。
先立つ者と、残された者
大切な人を失った悲しみは、きっと同じで
それに気づけた時、残された者は一歩踏み出す事ができるのかもしれないと思えた。