4.0
終わり方がどうも残念。案を考えてみた
作者様の「理想の尻」、「無認可ママ」が良かったので本作を読みました。
結論から言いますと、「あれ?結局、神様云々は明らかにならないし、今後も出てくるのか?」と、「ちょっと思ってたんと違う」終わり方。
それで強い不満があるのかと言うと、そこまでではないものの、なんとなく居心地の悪さを感じた次第です。
よくよく考えてみると、「理想の尻」、「無認可ママ」、本作の全てで共通点がありました。主観によるものです。
・基本設定が突飛で引き摺り込まれる勢いがある。
・絵がとてもキレイでどんどん読みたくさせる。
・最後の締めくくり方に「あれ?」と感じるが「まぁそれでもイイか」で受け入れるものの、評価時にはついマイナス1をしてしまう。
●本作の理想的な終わり方、こんな感じが良かった案;
最後は神様(2号)が出てきた理由を主人公に向かって語る。「君はもう1人じゃない。お仕事も恋愛も開運した。別の大変な人を助けにいかなくちゃ。また会いたくなったら神社においで」とタマシイが神社に帰る。
黒瀬さんと新しい試みをする際(縄とか)、本体なんだけど2号のフリして絡んだり、誘惑したり、普段言わないことしないことを奔放にする。黒瀬は実は2号じゃなく本体だと勘づいてるが面白いのでそのままにさす。
事を全ていたした最後に「本体でしたよね」と有無を言わせぬ理由をつけて確認。
本体はそれを認めないが「黒瀬と2号が浮気した」と責めないことからも明らか。その後、ツンツンの割合は減り、本体とは溺愛、2号もどきの本体とは色んな新しい挑戦を。
お礼参りで神社を訪れると、真白が黒瀬にタヌキを贈る。「人にもらった方が良いんでしょ」
タマシイがふよふよふよと入っていき、「え、今度は黒瀬に第二人格が?!」って所で完。
レビュー次第で続編、みたいな…?
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