【ネタバレあり】Dr.コトー診療所のレビューと感想

ドラマを観てから好きになった作品。

私が、この作品を知ったのは、吉岡秀隆主演のテレビドラマを観てからでした。

不便な離島に、東京から来た若い医師。最初は島民から理解されず、色々な困難な事(島民の命を救ったりして…。)を乗り越えて、やっと、医師として島民の信頼を得る事が出来ました。
色々なエピソード、看護師との仲(恋の行方…？)など、次から次へと読みたくなってしまって困ってしまいます。
すごく魅力的な作品…。
今後の展開も楽しみなので、引き続き読んで行きたいと思います。

出来過ぎたシナリオ

読み始めは、純な医者の物語と思っていましたが、なかなかスリルもあり、医療についても知識を蓄えていると面白くなりました。ただ、難しい医療処置が次々と成功するのは、ちょっと短絡的な感じ。回復が早すぎるので、大変さの表現が過小評価されてしまった。言いたいことに向かってコマを進めていく気持ちの先走りが見えるという結果かもしれない。絵のタッチはとても良い。島の感じがタッチとあっている。

話は結構面白いのですが、村の人の陰口とかの陰湿さが、子どもに対しての横暴さとかが、腹立ちました。
若手の専門家やプロに対して、横暴な態度をするカスハラそのもので。それだけリアリティがあり、この時代の田舎はこんな感じはよくある光景だったのでしょうけど。
腹立ってる時点で引き込まれてるのですけどね。

ドラマをみてからこの漫画を見ました。
コトー先生、星野さん等　登場人物がわかりやすく凄いと思いました。
病院があっても診てくれる先生がいないって凄く切実です。
島の人達の病気以外の悩み等もコトー先生は親身になって…
そういう先生が今の時代にいてくれたら嬉しいですね！
まだ無料分ですが楽しみです。

絵は暗い感じであまり好みではありませんでしたが、ストーリー1話1話に色んなドラマがありどれも惹きつけられます。
医療ものですが、他とは違う離島を題材として、たった1人の医師が島のみんなとの絆が深まり、人として医師としての様々な気持ちの変化、葛藤などがあり、読んでいてグッとくる場面が少なくありません。

懐かしくなり読み返しました。何回読んでも名作です。ドラマを観てからマンガも読みました。深い話もありエピソード一つ一つ考えさせられます。現代社会にもコトー先生のような医師がいてくれたらなぁ、っと思うこともあります

身近に居てくれたら

訳あって離島に来たコトー先生。医師としての腕は確かで身近にいたらどんなに心強いか。医者嫌いの母もコトー先生のように信頼出来るお医者さんがいたらしっかりと診察を受けて万が一の時ももう少し違ったかもしれません。

素晴らしい。

先にドラマをみていたので漫画をよみはじめたら、この作品の臨場感あふれるドラマチックなストーリーに見せられ、次々と読み進めていった。離島の医療と人との繋がりとてもおもしろい作品でした。

医療の問題提起

ドラマが好きで原作も読みたいと思いましたが、やはり設定のズレと絵柄が少し馴染みにくいと感じました。内容はひきこまれます。緊迫した状況から、手術成功した時の安心感・達成感はホッとします。

途中までは・・

感動作だし、間違いなく素晴らしいんだけど星野さんが島を出たあたりからストーリーが盛り下がってきたような感じがする。
星野さんに似た雰囲気の若い女の子の看護師さんキャラってわざわざ必要なのかな？