2.0
マイナスアルファ
村が異様な猿に襲撃される。
それだけの話なので、そこに「何か」がなければどうにもならないのだが、何もない。
というかまあ、あるにはあるのだが、それはプラスアルファではなく、言うなればマイナスアルファみたいな感じで、私には何がいいのかさっぱりわからなかった。
本作のモンスターパニックとしての独自性みたいなものは、強いて言えば、その猿どもが他の獣だろうが人だろうが性別がどっちだろうが見境なく犯_す、または殺_す、ないしその両方、という部分なのだが、その設定、マジで何なん?
はっきり言って怖くも何ともなく、ただただ、汚ならしい、という嫌悪感だけが募った。
これがマイナスアルファその1。
マイナスアルファその2。
私は完全に素人なので、普段あまりこういうことは言わないでいるのだが、そのトーンの貼り方、マジで何なん?
個性的、と言えばそうなのかもしれないが、私は正直、悪い意味で気になって仕方がなく、話に集中できなかった。
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