3.0
よかった点と苦手な点が
それぞれありました。
「よかった点」
読んで初めて知ることや、
勉強になった点があった。
自殺後、その場に残された遺体によって
部屋はどのような惨状になっていくのか。
永久にほったらかしにもできず
部屋をキレイにする作業は
リフォーム並みの大がかりになる。
その理由も書かれてました。
床も張り替えざるをえないことも。
莫大な費用は本人がいないので
その遺族が背負う。
突然家族を亡くした上に
自分のものではない高額な支払いを請求されるこの仕打ち。
自殺に追い込まれた人が生前、
自分の亡くなった後のことなんて
遺体や部屋がどういう有り様になるかなんて、
冷静に考える余裕があっただろうか…。
こんなにお金がかかるということが分かって、
びっくりしました。
「苦手な点」
ときどき、歯の描き方がリアルで苦手。
省略されずガチガチしてる。
絵柄については
通常はキレイな絵だと思いますが
シーンによってたまに
絵のタッチがこわくなったり、
気持ち悪くなったりする。
デリケートで重いテーマだけど
たまに女の子のセリフが病みすぎたり
無神経に感じられました。
さらっと言う言葉にショックを受けるときもあった。
そんなこと笑って言うなよ!という気持ちになりました。
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