3.0
ちょっとありえない
お試し無料分とその後編を読みました。
建設業の者です。
このマンガの様に工程ミスや発注ミスの尻拭いで滅茶苦茶な無理難題をふっかけられる事は日常茶飯事です。
人を人とも思わないクソ生意気な若造の現場監督もたまにいます。
でも、今日日の大手建設現場では騒音などで近隣からクレームが来る事を最も恐れているので、「騒音の筆頭」である足場解体を日没後にするのはありえないと思いました。(よほど辺鄙な場所や、だだっ広い敷地内の工事なら別ですが)
しかも「熱中症対策」としての水分補給を兼ねた休憩をしていると言って、さっさと作業に戻れなどと言う監督はいません。
もしこれで熱中症で救急搬送されたり、フラついて転落事故などが起き、最悪「死亡災害」になった場合、現場は確実に止まるので工期は間に合わなくなり、施工主から「事故物件」の損害賠償請求など元請けは大損。
何より現場監督自身が「業務上過失致死罪」で人生が詰むからです。
仲間の絆や感動を意識して大袈裟なエピソードにしたのかもしれませんが、ちょっとあり得ない設定に興醒めしました。
- 71