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精神医療について知るきっかけとして、患者さんや医師や周囲の人たちに関わる環境や問題や原因など様々な事象を知り理解を広げ気づきなどを促す意味で読むには良いと思います。弱井先生の様な医師(あるいは同じ様な対応をする病院やクリニック)が多くはないのも現実の一つです。理想だけでは医療が成り立たないと解かっていますが、その事実が殊に精神疾患においては非常に重く圧し掛かり影響を受けやすいと痛感しています。
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精神医療について知るきっかけとして、患者さんや医師や周囲の人たちに関わる環境や問題や原因など様々な事象を知り理解を広げ気づきなどを促す意味で読むには良いと思います。弱井先生の様な医師(あるいは同じ様な対応をする病院やクリニック)が多くはないのも現実の一つです。理想だけでは医療が成り立たないと解かっていますが、その事実が殊に精神疾患においては非常に重く圧し掛かり影響を受けやすいと痛感しています。
心の治療という目に見えて治療効果がわからないからこそ、寄り添って治療にあたる主人公のような精神科医が必要だと思うがそんな医師がどの位いるのかな。私の職場にも心を病んで休職している職員がいるが、なかなか復帰は難しいようだ。薬が増えていく一方だときいているが、主治医とどんな話をしているのだろう。ふと気になりました。
メンタル疾患は色んな事例がある。
当然上手くいかず陰惨な結果になることも。
患者さんが自ら受診し、治療を実行し、うまくいった事例を、穏やかな画でクリニック名通り優しいストーリーで描くことでメンタルの問題は乗り越えられるという希望を感じさせる。
ドクターは天才という設定だが、強烈さは無い。そこがリアルかも。
問題が多過ぎて困っちゃいますね。実際診断書を悪用する人もいますし、診断されたからと言って周りには言えない人もいるでしょう。普通の会社では言えないですよ。診断も精神科医次第でまちまちだし、科学的に解明されてない部分も多いので実際にそれだったらどうしたらいいかの答えが現代社会にはないと思います。漫画の中なら別ですが。
題材としては面白い。精神病や精神の病院をもっと身近に感じてもらいたい、という趣旨はわかる。
お話の進み方も、こんな病気があって、こんな症状で、だからこういうことに気をつけてねーって豆知識的な感じ。それぞれのストーリーや登場人物がまたどこかで繋がっていくような展開だと、もっと面白かったかも。
このド素人が!!!(このフレーズが分かる人、そこそこの年齢でしょうか?あはははは、懐かしい…好きな漫画でした…)
なんせナースがダメすぎる。一般常識欠乏してて、作者の先生たち、読者の知識を信頼できませんか?
心療内科の違い、このまんがで分かりました。でも、精神科とか心療内科はまだ受診のハードルが高い気がする。それに話を聞かずに薬をだして終わりな、患者を食い物にしてるドクターもいる。こんなドクターいないかな。
こんな世の中だから精神が病んでしまう人多いかな…妄想や引きこもりやうつ、自ら命を断ってしまったり…その人が出すSOSに早く気付いてあげていたら、でもこれを読んだいたら精神科に通うことも一筋縄ではいかないんだなぁー
現代の問題に沿っているような内容でした。
心の病は
人からは理解されてにくく、また当事者も
自分が心の病になるとは思わないような
そんな病で主人公みたいに患者にこれほど寄り添ってくれる医者が現代にも必要なんだと考えさせられる
患者それぞれのストーリーは面白いんですが、ボーっとした主人公と、精神科助手とは思えないほど知識がない(ていうかただの一般人?)雨宮さんに魅力が感じられなく、中断しました。