5.0
最後まで一気読みしました
多くのことを考えさせられ、心に残る作品でした。
障害があるからと自分から壁を作り孤立感を味わってしまっていた思春期。
その壁を作らざるを得なかった学校生活。
一進一退の体調と体力との戦い。
多くの人の生活と心に傷を残した東日本大震災。
「障害があっても頑張っている」というだけのテーマではなく、そして水晶さんの成長の話だけではなく、とても奥深い内容でした。
読んでいる途中で「式町水晶」でネット検索し、水晶さんの演奏を聴きました。
いろいろな思いや経験を積んだからこその音色に涙が出ました。
作品と併せて演奏もおすすめです。
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