【ネタバレあり】人嫌い公爵は若き新妻に恋をするのレビューと感想

初恋❤

あづみ先生の大ファンです。
ストーリーのタッグを組まれる方が違うだけで雰囲気が違い､いつも新鮮な気持ちで拝読させていただいています。毎回キャラクター作りがしっかりされているなって思います。
今作は､初恋同士のミネルヴァとマルス｡
５歳の時に恋をしたヒロインのミネルヴァ目線で､
１３年後が描かれているのですが､
めちゃ素敵でした❤
二人の勘違いっぷりや､クスッと笑えるシーン、脇役も良かった｡幼い頃の回想シーンも充実していました。
マルスにとっての恋敵(本当は違うのだけど)、甥でもある腹黒と言われていたメルクリウス王太子でしたが、８話で､妃のアウローラと共に立ち去る時に見せた表情やセリフから優しさが感じられ、憎まれながらも影で応援してきたのだろうな💕って思いました。
終始ミネルヴァ目線でしたが、ヒーローのマルス目線でも読みたいです！そして、今作では、脇役のメルクリウスとアウローラのストーリーも欲しい‼
春日部先生のストーリーは初めてでしたが、
また、あづみ先生とタッグを組み、続編的なストーリーを描いていただけたらサイコーです❤

源氏物語で例えると、葵の上の境遇にあって、性格は紫の上な主人公が、
浮気性じゃない光源氏と幸せになるお話。

麗しい人達♡

普段は60ポイントなんて絶対読まないんだけど、10話完結だったし麗しい絵に惹かれて読んでみました
初期段階で初恋の人が誰か解ってしまいますが、そんな事はどうでもいいんです！！
あんなに麗しい男性が自分の妻に嫉妬したり溺愛してるのが堪らなくキュンキュンします
ミネルヴァも美しいだけでなく聡明で素敵な女性なので、読んでいて気持ちが良い
溺愛してるだけあって独占欲剥き出しで、美しい妻とのエロいシーンも沢山あってとても良かったです
綺麗な絵なのであっと言う間に読んでしまいました

麗しい！

この作者さんの描く漫画が好きです。絵が美しいのにイキイキしていて時に面白かったりして画力のある作者さんだなあと思い気持ちよく読んでいます。
ミネルヴァが時々可愛らしかったり王太子を睨んだり表情の変化が特に気に入っています。親しい令嬢と再開した時の王子様風なイケメンミネルヴァは最高でした。自分で女性しか愛せないと信じていたから？
結局結婚して愛するのもマルス様というのが本当に可愛い！
お互い初恋ってのも可愛い！
マルス様はその辺を腹黒王太子に幼女趣味とからかわれるけれど当時幼女だったミネルヴァとまあまあ年上のマルス様…私も読んでいて幼女趣味に納得…
どちらかといえば、王太子と13歳の王太子妃。今は白い結婚で良かった。もう少し育つの待ってね(^^;こっちこそ幼女趣味みたいだよ。
所々笑えて良かったです。

キャラクター全てが魅力的

一気に読んでしまうほど素敵な内容でした。やはりハッピーエンドは読んでいて幸せな気持ちになりますね。マルスとミネルヴァの純愛が美しい絵を通してすぅっと心に染み渡りました。
そして、脇役メルクリウスとアウローラもまた可愛くて憎めないキャラクターで好きになりました。2人とも破天荒である意味お似合い夫婦です（笑）
ミネルヴァが嫌味のない完璧な淑女として描かれているので、予定通りメルクリウスと結婚してもお似合いだっただろうなぁ、なんてことも考えたり（笑）
美しいマルスに溺愛されてどんどん可愛くなるミネルヴァがとにかくキュートでオススメです。

凛としてるけど天然なミネルヴァが好き💕

王道だけど、遊び心があって、でも設定は抜け目なし。登場人物もキャラが立ってて毒もなく、その上、ＴＬ味満載💕な、バランスよい短編です。聡明にして天然なミネルヴァが、とにかく素敵かわいい✨　王太子の婚約破棄、人嫌い公爵との急な結婚にもウジウジしないし、理想の淑女な言動にも嫌味が皆無。対する夫マルスも、妬きながら、貴族な丁寧口調で、グイグイいくオス味がスバラしいのですよ💕　王太子夫妻も、憎めないキャラでよい。続編があっても、楽しめそうです。

一気に読みたくなる疾走感

最初はよくある婚約破棄かぁと思っていて手を出さなかったのですが、
サンプルを数枚拝見して、ミネルヴァが女性好き！？というカミングアウトに、なにそれ面白いと思い読み進めると
2人が両思いなのにすれ違っていたり、アウローラ姫が性格悪いのかと思ったら、素直で賢くお姉様とミネルヴァを慕う姿がとても愛らしく可愛くて！！ってかんじです！
もっともっと読みたいので、続編があったら嬉しい…

かわいい夫婦

美しく愛らしい夫婦です。
初恋の相手と気付かず政略結婚と思っていたのに、旦那様に溺愛される日々。
ヒロインが賢くて心も美しい淑女であることで、暗くなりすぎず、前向きにストーリーが進んでいきます。
登場人物はみんな心根が優しい人たちで、悪人らしい悪人がいないので安心してキュンキュンしながら読めます。
10話完結ですが、1話1話にギュッと内容が詰まっていて読み応えがあります。

素晴らしい淑女のミネヴァはとても可愛らしいところもある女性。
自分は初恋が女性だから女性しか愛せないと思っています。
そしてとても美しいマルス。
彼は幼いミネヴァに惹かれてそれ以来ずっと一途に想い続けている男性。
実は初恋の女性はマルスだったとわかり、小さい頃からお互いに想いあっていた二人が結ばれたという幸せなお話。
途中クスッと笑えるところもあり、とってもよかったです！

題名とは異なり

マルス公爵とミネルヴァは13年前からの恋を実らせます。
この作品の登場人物たちはローマ神話の神々の名前を付けられており、それぞれの気質にも当てはまっているようです。
ミネルヴァは知性。マルスは戦闘（主にメリクリウスに対して）。メリクリウスは狡猾。アウローラは「曙」の女神なのですがあんまりあっていないと思いましたが、彼女の恋のおかげで主人公たちは結ばれたのでその意味ではあっているのかな。