1.0
…バカじゃないの?
といってしまったら元も子もないですが、正直、「感想を一言で!」と言われたらタイトル通りです。
広告で嫌でも出てくるので試しに何話か読んでみましたが、読み進めるのが苦痛で辞めました。
「俺は…主催者様だぞ」「待て…ヤリ手実業家様が…」
↑こんな言い回しの人、今時漫画でもいない気がするのは私だけでしょうか(乙女ゲーのオレ様キャラくらいでは?)
「他人さえ守ろうとした…俺は惹かれているみたいなんだ」
↑言い回しにゾワゾワします。
「次は…疼くキスしてあげる」
↑失笑。極め付けに、次のコマで「ビクッ キュン キュン」って本当にもうさぁ…(呆)
何方がレビューで、「小中学生の頃に少女マンガとして読んだら楽しかったかもしれない」と仰っていましたが、まさにその通りだと思います。
ただ、「名刺一枚が盾になっちゃうような怖い人なの!」のほぼ一コマだけしか、世間から見るヤクザの認識や現実を伝えてないのは、少女マンガとしてもどうなのかと。
絵は最初良いかな…と思っていましたが、目が気持ち悪い…あと、口を開けたときの歯。絵が好きな方は本当に申し訳ありません。
あの、目の中の手錠みたいな、芋虫みたいなものに非常に嫌悪感を覚えます。わざわざ手間掛けて書かなきゃ良いのに。
何が言いたいかというと、明日死ぬかもしれないインテリ風ヤクザと貞操観念の薄い女が、生き急いでディープな恋愛ごっこをするだけの現実味のないストーリーです。少なくとも私はそう感じ、疼きもしませんでした。
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