みんなのレビューと感想「嘘解きレトリック」(ネタバレ非表示)
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面白いです
嘘を聞き分ける事ができる主人公の鹿乃子ちゃん。
村で化け物と呼ばれ、孤立する辛い幼少時代を過ごします。
今度こそ能力を隠そうとするけど、優しさから出る行動で探偵の祝先生にバレてしまいます。
そんな彼女を受け入れ、大きく優しく包む祝先生。
とても心温まるお話です。
心温まるだけでなく、笑いありサスペンスありで凄く面白い❗️
脇役も良い味出してます。
個人的に警察官の馨さんが好き❤️
祝先生と幼なじみで、2人の信頼感が半端なくて気持ちが良いです。
鹿乃子ちゃんも、辛い目にあったのに真っ直ぐ誠実で、とっても良い子。
言葉だけに流されるのではなく、その裏にある気持ちの読み取りや、人を信じる気持ちを学んでいきます。
何より祝先生によせる、絶対の信頼感❗️
まるで、人を恐がる犬が、だんだん忠犬になっていくかのよう(笑)
そりゃ祝先生も好きになるでしょ✨
どうせなら、リリーさんじゃなくて2人の結婚で終わってほしかったなぁ❤️
お話も好きですが、絵がとても綺麗。
家や着物の細部が素晴らしいです。
大好きな作品です。by 赤ずきん物語- 32
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5.0
優しく楽しい嘘のミステリ
人の嘘が「聞こえて」しまう能力を持つ少女が、探偵の助手として活躍するストーリー。
設定だけ聞くと、「嘘を見抜けるなら事件は秒殺で解決だろ」という反則レベルの特殊能力なのだが、そのあたりはなかなか巧妙に練られていて、変則ミステリとして非常に面白い。
また、嘘がテーマの作品だけあって、作中で描かれる嘘は実に多様で、単に「暴かれるべき悪」としての嘘ばかりでなく、いくつもの優しい嘘、楽しい嘘が、全編を彩る。
私は絵に関しては門外漢だが、それでも、本作の細やかな美しさと可愛らしさには感心させられた。
ミステリとしては「甘め」で、本格推理モノ、というわけでは決してないのだけれど、作品の雰囲気にはマッチしていて、ちょうどいい塩梅である。
いやはや、実に楽しい、嘘の話であった。by roka- 27
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5.0
読んで後悔なし
最終巻まで一気に読みました。
基本1話完結で読みやすく、主人公が自分の力と向き合い成長し、途中謎の男を投入して、最後一つ事件を乗り越えてハッピーエンドフォーエバー、完、って感じで最後まで気持ちよく読み進められたのですが(語彙力なくてごめんなさいw)、もう全てが素晴らしいです。
嘘を聞き分ける力って面白いなぁと思い読み進めていましたが、読めば読むほど奥深くて、嘘と本当を題材に、こんなに面白い内容になるんだなぁと感心してしまいました。
主人公が祝先生や、暖かい周りの方々と出会えて本当に良かったです。最後にすこーしだけキュンとできたのも良かった!かわいい2人でした。
あと、祝先生のこれまでの苦悩も描いてくれたことで、より2人の幸せを願う気持ちが強くなりました。
舞台が昭和なのも、人情味があってさらに良かったですね〜。
絵も素敵で、可愛い主人公と、嘘のない爽やかな笑顔祝先生が大好きになりました。
素晴らしい漫画に出会えてよかったです。ありがとうございました。by 匿名希望- 16
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5.0
NEW秋の夜長にミステリー🌛✨
他人のついた嘘がわかってしまう能力を持った鹿乃子と、そのことを受け止めて一緒に働こうと誘ってくれた探偵の祝先生との、謎解き事件簿です。
警察沙汰の殺◯事件もあれば、下町のちょっとした出来事を紐解くお話もあり、話もテンポよく進むのでとても読みやすいです!
今30話まで目を通しましたが、20話まではだいたい2〜4話分で一つの事件が解決、21〜30話はそれだけで一つの事件になっていました。(少し長かったですが、中身は濃かったです)
嘘が見抜けることで小さい頃から散々嫌な目にあってきた鹿乃子。
祝先生に導かれて、自分のこの能力で人を助ける!と意気込むものの、単純にすぐには事件解決といかないのがこの作品の素晴らしいところで、人の心の奥底が見えるから・見えないからこその、理解だったり誤解だったりがあり、鹿乃子が事件の度に悩んだり落ち込んだりまた前を向いたりしながら人として成長していく姿を見るのも楽しいです。
人間とは、自分とは、人の想いとは。
決して綺麗ごとだけでは済まされない人間模様が、事件を通して垣間見られます。
全体的に絵も綺麗で、登場人物たちも可愛らしく、背景や小物に至るまで丁寧に描かれており、とても好感が持てます!
内容と合わせて、オススメです✨
この秋、鈴鹿央士君が祝先生役でドラマになっているようなので、漫画も読みつつドラマもチェックしようかなーなどと考えながら、夜も更けてきたので、これにてドロンでござる😊by レーズンチーズパン- 0
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5.0
面白い
嘘が分かる能力をもった少女を探偵助手として利用するために一緒に暮らし事件を解決していくのかと前置きを読んだ上で無料分を読んでみると、それだけじゃない祝先生の優しさや人間性に惚れちゃって、続きをドンドン読み漁りました。
稲荷の掃除に出掛けた祝先生が突然の雨に降られ帰ったら、かのこチャンが入れ違いに傘を届けに行ったと推察し、また稲荷に走って行って鹿乃子チャンを待ってる祝先生にはヤられました。
心温まるエピソード満載で大好きです。by 匿名希望- 13
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5.0
NEWでこぼこコンビの謎解きストーリー♡
昭和初年。人のウソが聞きわけられる能力ゆえに疎まれ浦部鹿乃子は 生まれ故郷を後にします。
空腹で行き倒れたところを貧乏探偵の祝左右馬に助けられ 彼の助手になります。
左右馬の 鹿乃子の能力は 人のために活かせるとの言葉に勇気をもらい 一歩を踏み出します。
鹿乃子の能力ゆえの悩みも理解しつつ 包み込むような左右馬の優しさが 作品全体に流れています。
でこぼこコンビの謎解きストーリーが大好き!
ドラマ化もされましたし 要チェックです。by 露夜姫- 0
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5.0
NEW面白い
祝探偵事務所
めでたいネーミングいや、苗字だけど、探偵の仕事が入らず、ツケをお店にしまくってる探偵さん
祝先生
ウソの意識を見破る主人公
この2人さいっこー
祝先生の人をよく見て、相手の気持ちを読む力がたけてて、主人公のチカラも!
プラスに捉えてくれる人
地元では、気持ち悪いって、親まで出て行けって田舎で言われてたほどの経験した、主人公を
一緒に悩もうって受け入れて、才能も
稼ぐことに一緒になって、隣にいてくれる人
この2人がいると楽しいワクワクするby baida- 0
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5.0
気に入りました
人が故意についた嘘を見抜く能力を持って生まれた主人公。
生まれた村ではその能力のせいで辛い目に…。
母親にまで迷惑がかかると知った主人公はとうとう一人で生きる決心をして村を出ます。
でも少女一人町で生きていくのは並大抵ではありません。
どこに行っても門前払いの少女が最後にたどり着いたのは心優しい人達。
彼女の能力を知っても決して意味嫌う事をしない心の広い優しい探偵。
彼は彼女を助手として自分の手元に置き、彼女に自分の能力と向き合う術を教えていきます。
洞察力の凄い、優しい彼に信頼を寄せていく主人公。
彼女の為に細やかに配慮を重ねる大人な探偵さんがとても格好良く、素敵で、二人の信頼が事件を乗り越える度に深まっていくのがとても微笑ましく、楽しく読めます。by モカ姉- 10
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4.0
NEW嘘がわかる
かのこの嘘がわかる、というのは普通生きていく上で辛い能力ですね。予知とは違うし、本人は理不尽を感じて嘘だ!と咄嗟に言ってしまうのも子供なら仕方ない事だね。出ていけ、と村八分の状態でような状態で家を出たわけだが神社で猫とメザシの取り合いに笑ってしまった。結果的に猫も一緒に住める事になって良かった(=^・^=)
祝先生は観察力と洞察力だけじゃない力もありそう。脳が柔軟って事かな。かのこのの能力も否定せず接して使い方と言うか本人の悲観的な気持ちも軽くしてうまく発揮させている(…ん?)繊細だからこそ飄々としているのかな?適材適所って感じで
かのこは良い人に巡りあえたなあと思いました。by しゃるん☆- 0
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4.0
NEWウソが聞こえる
一見するととても便利で羨ましい力だが、幼少期よりその力のために迫害される。
両親でもかばいきれず家を出て当てもなくさまようが、ある探偵と同居することから話が始める。
ふたりとも明るいだけではなく苦悩を持っているからこそ分かりあえる爽やかな話。
気づいたら読み進めてしまう作品だ。by おはしのはなし- 0
5.0