5.0
ただの料理漫画じゃなくて、人間の成長がすごく丁寧に描かれている。仕事やプライベートで出会う人たちを通して、ジルベールの変化がみられるのが凄くいい。
大抵、こいつ嫌いだなっていうキャラがいるものだけど、ジルベールが人と真剣に向き合うようになったことで、なぜこの人はこんなことを言うのか?なぜあんなことをしたのか?それぞれの苦悩や本音を知ることができて、どのキャラクターにも愛着が湧く。読んでいて癒されます。
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ただの料理漫画じゃなくて、人間の成長がすごく丁寧に描かれている。仕事やプライベートで出会う人たちを通して、ジルベールの変化がみられるのが凄くいい。
大抵、こいつ嫌いだなっていうキャラがいるものだけど、ジルベールが人と真剣に向き合うようになったことで、なぜこの人はこんなことを言うのか?なぜあんなことをしたのか?それぞれの苦悩や本音を知ることができて、どのキャラクターにも愛着が湧く。読んでいて癒されます。
第1話の読み始めは、マルコとその同僚達の漫画かなと思いましたが…話が進むにつれて、そうきたか!というギャップ、そして人物一人一人の丁寧な描写が美しいなぁとすっかりハマってしまい、結局単行本全て買ってしまいました。
どの登場人物にもきちんと背景があって…漫画だけでなく、現実の世界でもそうだよね、と思わせてくれる、他人を許容したくなるような優しく素敵な漫画です。
一人ひとりのエピソードが、みんな胸にぐっときます。作品にははっきりと呼称はされていないが、リュカはいわゆる発達障害で、身近に実はいるよね、わかる!と思わせてくれました。逆に本人はどう考えているのか、この作品はとても教科書になると思いました。アキオのエピソードもとても切なくなりました。自分中心に考えてしまいがちだけど、常に心配りができる人間になりたいなぁと考えさせられました。素晴らしい作品です。
私はフランス料理を主に生業にしている料理人です。広告を見て興味が出て今のところ全話購入しています。
タイトルのartiste(アルティスト)は芸術家のことを指し、料理人はどちらかというとartisant(アルティザン、職人という意味)と記す事が多いので、タイトルに少し違和感を持ちつつも読み進めました。
読み進めれば読み進めるほどにタイトルに納得のいく漫画だと思います。
様々な人物の芸術性にフォーカスした話作り。ポワソン担当の青年の水族館での一コマや、裏切られた過去を持つ青年の立ち直り。随所に人生を生きるものは皆芸術家なんだと、そんなメッセージを勝手ながら受け取りました。
人に元気や勇気をくれる、そんな作者様の暖かさが込められた作品です。とてもオススメできます。
自分が作る一皿もこの漫画のような暖かさを伝えられたら良いなと、そう思えた作品です。
毎日無料に惹かれて読んでみたらはまります。続きが気になって仕方ない。ただの料理の話ではありません。主人公は、天才的な才能、味覚、嗅覚が優れている持ち主。だけど、人間関係はうまくいかない。正直に言い過ぎて嫌われるタイプです。彼の周りを固めるキャラクターが個性にあふれています。それぞれのキャラが主役の話も、何話も出てくるのですが、どれも深い!みんなそれぞれ悩みを抱えていたり、すごい人生を歩んできています。どの話を読んでも面白い。ぜひぜひ手にとって読んでみてほしい。今私の中でイチオシの話です!!
フランス料理人の奮闘記かと思い、軽い気持ちで読んでみました。
前半は、主人公のジルベールがオドオド、メソメソばかりしていて少し読みにくいかなぁと思ってましたが、、、、
周りの方たちに支えられて成長していく姿に、
徐々に応援するようになりました。
「こんなに全てがうまくいかないよ」と思うところも
ありますが、読み終わるとホンワカした気分になります。
まだ続きありますよね?
ジルとエルザの恋の行方が気になります。
無料につられて読んでみたらおもしろかったです!
嗅覚と舌が天才的なジルベール。その才能で周りの人と上手くやれなかったりして、常にオロオロ、自信のない彼ですが、
あるレストランで知り合ったマルコがきっかけとなって、新しい職場の人やアパルトマンの住民と知り合って交流するうちにどんどん魅力的な人になっていきます。
新しい職場の人やアパルトマンの住民たちも個性的な人たちばかりで、そのエピソードもそれぞれステキなお話です。
ジルベールはもちろん職場の人やアパルトマンの住民たちの今後が気になります!
序盤は気弱でグズでオドオドしているジルベールにとにかくイライラしました。読み進めると、この作品の良さ、面白さがわかります。
ジルの性格を形成する要因となった、良すぎる鼻と舌。コックとなって力を発揮と思いきや、下っ端からスタートの序列のある世界で、言葉少なにキョドってる彼は蔑ろにされ、ついには皿洗いに…
新入りのマルコと徐々に打ち解け、環境が一転してからの彼の周りの問題児?達の本質が見えてきて、良い関係を築いていきます。それはジルの成長にもつながり、、魅力的な登場人物達の書き分けも素晴らしいですが、ジルがガツンとまではいかないけど意見したときは、親になった気分というか、成長が見られてとても嬉しかった。今では優しいジルのファンです!
暖かで微笑んで見られる作品です。
さて課金するか、本を買うか。
広告から来ました。最近、恋愛ものばかり読んでいたので、この作品に興味を持ち読み始めると…面白い!人並外れた嗅覚と味覚を持つ主人公。しかし気が弱く優しく、欲がない。静かに暮らしたい想いとは裏腹に、彼の人生は周囲の人々によって、どんどん変化して行き…。まだ途中ですが、主人公は勿論、登場人物がそれぞれ魅力的で。とても面白いです!毎日楽しみに、少しずつ読み進めています^ ^
時々、間延びしたほのぼのエピソードをぶっ込んでくるけど、まぁそれも良し。時にジルの頼りなさにイライラしたけど、話が進むにつれ、ちゃんと成長していく姿が見られて安心感も増します。いろんな登場人物のサイドストーリーも描かれて、料理一辺倒じゃない面白さがあり、飽きません。
個人的には、ジルとマルコの関係性がどうなるのか、気持ちBL的な雰囲気に妄想してたり。一途なエルザの恋の成就も応援したいのだけど…。