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何代も前の逸話が現代にも再来しそうになり、王族は警戒していた。思わぬところから守り抜いていた末娘の髪の色を見られていた事に求婚という形で知った。とうとうこの時が来たと。しかし彼女が12歳の時に彼女に忠誠を誓った彼との出来事を皆知らなかった。まさか12歳の彼女が大人になったら降嫁させて欲しいと王に願い出ていたとは…。それにより彼に恋心を抱いていた姉は変人と気づき熱は冷めた。逆に妹を守らねばと誓う。思わぬ事で想い人である彼と結婚出来た末娘の王女。そして彼もまた思わぬ形で結婚出来て嬉しかった。代々からの家系はどうにかして想い人を妻にして来たのだろう。生涯守り抜く騎士といううまい口説き文句だ。もう彼は彼女を溺愛しており王家に伝わる薬というより彼の性欲の強さに驚くだろう。
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