5.0
よく描いてくれた。父娘の反撃に期待。
作者さんの身近に恵子みたいな人がいたんじゃないかな。実は私もです。
恵子みたいに自分で何でもコントロールしないと気が済まない人は、本当にいます。
物だけ揃えても、直幸さんを立てていても、恵子は家族の人生を抑圧。狂わせてしまっている最低の女です。久しぶりに胸が熱くなりました。
直幸に落ち度があるなら、不倫がわかってすぐ離婚すりゃいいでしょ。
恵子のやり方は最低です。
物語は、恵子の振る舞い、直幸の葛藤、メアリの学校生活と同時進行で進んで行きます。
直幸が会社で2000円のこづかいをからかわれた事と、恵子との営みの最中に恵子が思わず言ったレイジと聞いてしまった事が、直幸の疑念の始まりです。
抑圧されてたストレスがあったんでしょうね。
メアリが直幸に顔が似ていなかったのもあって広告で目にしたDNA鑑定をしてみる事にしたんです。こつこつ貯めていた2万円で。
結果は父子確率ゼロ。直幸愕然。恵子にイラッと来て思わず鑑定結果を見せますが、破り捨てられます。
今度はメアリが疑念を持つ機会が来ました。テスト結果クラス一番の麗奈に、「アンタの親は毒親だよ」
と言われます。
気になったメアリは、スマホで毒親の意味を調べ認識しました。
恵子の父娘に対するハラスメントは変わらず続きますが、
学校である出来事が起こります。変態教師がメアリが盗んだ他の子の体操服と引き換えに100点のテストをメアリに渡します。動機は100点のテストじゃないと恵子のハラスメントが凄いからです。
その現場を河野先生が画像まで撮って目撃しましたが、モンペの恵子には言えません。直幸に相談しました。
直幸はメアリに盗みの件を言いましたが、メアリは逆上しましたが、結果その後父娘は本音で言い合えるようになりました。
血は繋がってないとはいえ、戸籍上も実際も育ての親。直幸は離婚を計画し始めます。
そこからの直幸は強気になりました。恵子提案の美術館は拒否。月60万給料あるのに、同僚と飲みに行けないのはおかしいと、飲み代もゲットしました。
父と娘の反撃が始まった今後の展開がとても楽しみです。
毒親の恵子をやっつけてください。
親権も監護権も絶対に直幸が取ってください。
期待しています。
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