4.0
谷崎潤一郎の世界観を大事にしてる
大正・昭和の文豪、谷崎潤一郎の小説の漫画化ということで、楽しみにして読みました。
漫画らしいギャグっぽいシーンもなく、台詞まわしなどへんにアレンジせず小説の世界観を大事にしながら上手く漫画で表現していると感じました。
絵も綺麗で個人的に好きですが、谷崎作品には少し不向きな可愛い感じの絵柄かな、と思いました。もう少しシュッとした感じの絵柄だともっとマッチして良いような気がしますので、その点で星一個マイナスとしました。
- 1