【ネタバレあり】雛鳥は汐風にまどろむのレビューと感想

作者さんにはまってしまい、こちらの作品も読み始めましたが、面白いです。すごく良くて泣いてしまいました。

泣きました〜

優しい勇一とおませにみえる歩、満たされたことがないりょうの３人が、行き違いながらもお互いを愛情で包んでいく流れに、切なくなりながら、時にあったかい気持ちになって読み進めました。島村さんが脇役ながらめちゃくちゃ良い人。勇一や歩に必要な言葉をかけてくれます。
ラストは幸せが始まった感じでホッとしました。きっとこの先何があっても乗り越えていけるような気がするラストでした。

歩も可愛いけれど、ゆういちと歩のやり取りが微笑ましい。
歩が陵に「ゆういちはあげられない」って言ってるシーンにキュンキュンしました。

ちょっと重め

作者さんのお話は好きなので読みましたが、好みの話ではありませんでした。ノンケを襲う、海に入っていこうとする、子どもを振り回す、全部NGでした。

最初のうちの歩君のお話泣けました。子供なりに色々考えてて勇一君に嫌われないようにって、子供がそんなことを考えてるの泣きました。
勇一君と付き合うよぅになって子供返りしてるりょう君可愛かったです❤️
もっと歩君とりょう君が勇一君を取り合ってケンカするの見たいです❗️

素晴らしいドラマ　夢中で読みました

わけあって海沿いの街に越してきた若い叔父と幼い甥
元ホスト風の近所の総菜屋さん
これだけでもう気になる
大人ふたりの恋だけじゃなくて
理不尽な事故で唐突にふたりきりになってしまった者たちの
家族になっていく過程が丹念に描かれていて
その手助けをする形でいるように見えた総菜屋さんの過去話へと
シフトしていくうちにもう胸が痛くなっちゃって涙涙
絵柄も素敵だけどストーリー展開が素晴らしい
なんかこう読みたいものが短い中にギュッと詰まってて
弱っているときに何度も読み直してしまいます。
最後は作中人物達と共に癒されていく。素敵なドラマ。
続編希望。
たぶんめっちゃいい男に仕上がっているだろう歩くんに会いたい！
できれば五年後とか十年後とか段階追ってみたいですねｗ

心臓掴まれる。

勇一と歩(甥っ子)の切ないストーリーかと思いきや、綾の過去が切なすぎて苦しい。勇一の おとぼけ なところも、愛にまっすぐなところも、綾を溶かしてあげられる要素なんだろうな。エチは少ないけど、とってもステキなお話でした✨
綾と歩が本当に兄弟に見えて来ます(笑)♡

この作者さんの作品という事で、買いました。やっぱり心に残る感じの作品、ストーリーです。ラストまで。一気読みです。

めっちゃ泣けました。とくに勇一くんと歩くんのところ。お互い唯一の肉親だからこそ嫌われたくないし、でも深いところまで踏み込めない…そんな2人がやっと心が通じたところに感動しました。BLだけど親子愛でも泣ける良い作品だなぁと思いました！

作者買い

この作者さんが好きだし、プレビューもよく、読んでみたら良かったぁ−‼︎3人の関係性もいいし、最後の最後川の字で寝ながらの会話がいい。
その後も気になるけどこの終わり方でその後を読み手が想像するのも楽しいのかもと思いました。