みんなのレビューと感想「ミステリと言う勿れ」（ネタバレ非表示）

タイトルの意味

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読み進めていって、タイトルの意味がわかった気がしました。

このお話は、ミステリーであってミステリーではないのですね。
作者が本当に作品から世の中に発信したいことは別にある。
ミステリーはその媒介。
だからこそ、このタイトルになっているのですね。

整くんが常々感じている一言一言、女として私も常々感じてきました。これを読んで、考えを肯定してもらえた気がしてとても嬉しく感じましたし、世の男性にも読んでもらえたらと思いました。

媒介であるミステリーも、単独で十分面白いのですが、整くんの「刺さる一言(どころではない)」が加わっていることで、他にない唯一無二な空気感が出ています。

一つ気になったのは、掲載雑誌の関係もあるのか、その「刺さる言葉」が男性へのお説教じみた話に偏りがちで、ミステリーの構成に割って入る異物感が目立った箇所が所々あったことです。
でもこれは完全に私の感覚のものかと思いますし、楽しむのに気にならないレベルです。

多くの人にとって楽しめる、ハッとさせられる、肯定してもらえる作品だと思います。

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ミステリー好きなので、面白かったです。
整くんのおしゃべり好きです。漫画で詩や小説の一節が引用されていると、グッとくるので、本作にもそういった箇所がありポイント高いです。
しかし、幽霊とか本当は死んでるけど、犯人の幻覚(？)とか登場するのは、ちょっとがっかり。まあ、推理を楽しんでいるわけではないのですが…

田村先生はどの作品も絶賛されていて、読んでみたかったけど絵が苦手だな〜巻数も多いな〜と食指が動かないでいました。なので、こちらで初めて田村先生の作品に触れました。絵は昔の作品より、線が細くなり見辛くなってる気がします。登場人物の見分けがつきにくい所が多々あります。ですが、お話が上手い！しっかり取材して描かれているので読み応えがあります！続きが楽しみです。余談ですが、コナンの98巻に整くんがいてびっくりしました！

広告でよく見かけたので見てみたら…

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無料分だけ…と思っていたのですが、ハマってどんどん読んでしまいました！
整君の言葉、まさにそうだなぁと思うことばかりで、無料分でもあった、刑事さんが嫁がいつもイライラしててって部分に対しての整君の言葉。世の中の男性に是非とも読んで欲しい(笑)ゴミ捨ては捨てるだけがゴミ捨てしゃなくて、家のゴミを集めて分別して１つに纏めるのも含めてゴミ捨てという部分とかにも、とても共感しました！
読んでいて共感することが沢山で楽しいです！

ファンです

少女マンガらしからぬ、
本格的推理マンガ。
ドラマや映画も最高でした!
たんたんとしている主人公の感じもとても良かった。
この先もずっと続いて欲しいマンガです

面白い。

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二度読んで、面白味がわかる漫画だと思います。

話の先を知りたいのに、整くん喋りすぎて（文字が多くて）、「あ〜何を言いたいの？先に進んで〜」と思うものの、結論を知って、もう一度整くんのお話をじっくり読みながら見返すと、奥深い。
そして、毎回、整くんの言葉が心に刺さって、心が軽くなる不思議な感じ。こんな先生に出会いたかった。

全体的に話が重い（と思う）のですが、時々、デフォルメされた整くんに、また、ほんわかさせられます。

この本を読むと、毎回、カレーが食べたくなります。

ミステリではないのです

ミステリかなと思いながら読むと１話は物足りないでしょう。
やけに台詞が多いし、場面は変わらないし。
でも2話、3話進むごとに話は良くなっていきます。タイトルが秀逸で、作者はミステリとしてではなく、伝えたいテーマは他にあり、哲学です。それにうまいことミステリを肉付けしています。
犯人はすぐにわかってしまうし、トリック的なことも丸わかりなんですが、謎を解くのではなく何故ヒトはそうしてしまったかを考える方が大事というお話です。

面白いが女性向け

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万人受けという訳では無いと思います。まだ途中までしか読めていませんが、男子大学生からでてるとは思えないくらい、女性よりの考えや思いを語っているなと思いました。人によっては説教臭いと感じるかも知れませんが、共感できる体験をもつ方が読むと「そうだもっと言ってやれ！」という気持ちになるのでは？お話としては面白いと思っていますが、ミステリとしては物足りないと感じるところもありました。まだそこまで読めていないので、今後はあるかもしれませんが、小難しいトリックなどがあまりない代わりに、人情の予測推理が中心に感じました。ドラマなんかにすると俳優によってはとても輝きそうな内容でもあります。たぶん。

こんなに頭が回ったら

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私はいつも、後になってアレコレ考えたり、あの時ああ言えば、こう言えば、、ともどかしい思いをするばかり…

余談失礼しました。
整くん、カレー好きでこだわって作るのにいつも食べれない(笑)
そして観察眼と思考力の深さが凄い。
整くんが語ることは、共感することばかり。
同時に相反するけど、整くんの言う矛盾側の理屈もまた理解できる。

何だろう…自分も含め、世の中にこういった俯瞰力、認知力が増えていけば、もう少し生きやすい世界になるのかな。
難しい話だけど、私は少しずつでもそうなれるよう努力していこう。

ミステリというなかれ

年齢の割に博識で妙に落ち着いた大学生、整(ととのう)君が、さまざまな事件に巻き込まれるも、その知識や観察眼、人柄で事件を解決していくお話。本人は決して好き好んで関わっているわけでは無い。

こういうキャラクターは、絶対的な安心感を持って読み進めていけるので好きです。彼の言葉はストンと心にハマります。まだ話は少ないですが、続きが楽しみで仕方がないです。

私はどんなにステキな作品でも、完結していなければ★５にはしないので、少し評価下げてしまいすみません。

面白い

あくまでマンガ、架空の物語という前提で、あまり深く考えずに読んでます。

思いもよらない展開の連続でとても面白い。続きがどんどん読みたくなります。

整くんの、普段は物静かなんだけど、こだわりが強くて語り出すと止まらないところも私は好きです。

そして、登場人物たちの名前が個性的。作者のかたのネーミングセンス脱帽。
イチオシは、狩集 汐路(かりあつまりしおじ)と犬堂 我路(いぬどうがろ)。