5.0
絵は微妙ですが…
私は元デリヘル嬢でした。
色々な風俗漫画を読んできましたが、意外とリアルな事も多く共感できる場面があります。
働いている女の子の環境だったり、お客さんの事だったり、働いてた時を思い出して少し懐かしく感じました。
絵は微妙で好き嫌いが別れると思いますが、エロいシーンもなく読みやすくて、クスッと笑える所もあり、私は好きです。
これからどんな女の子が出てくるのか、どんなお客さんが出てくるのか楽しみです。
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私は元デリヘル嬢でした。
色々な風俗漫画を読んできましたが、意外とリアルな事も多く共感できる場面があります。
働いている女の子の環境だったり、お客さんの事だったり、働いてた時を思い出して少し懐かしく感じました。
絵は微妙で好き嫌いが別れると思いますが、エロいシーンもなく読みやすくて、クスッと笑える所もあり、私は好きです。
これからどんな女の子が出てくるのか、どんなお客さんが出てくるのか楽しみです。
ハートウォームフルというのともちょっとちがうし、エロもグロも無し。でも止められなくて、無料分一気に読んで、購入もしました。
若い主人公の男が、東京で働いていた会社が倒産したので地元に帰り、ひょんなことからデリヘリ店長(候補)として働くことになった。そこでの日々のエピソード。
もっと悲惨な展開が予想されたけど、本当にドロドロしたところまでは決して語らない。絵のやさしさと相まって、ある意味とても品がある作品だと思う。折り込まれるギャグも笑えます。
生きていくしんどさ、やりきれなさを抱えながら、それでもそれなりに頑張ってる登場人物たちに共感したり、この人よりマシだよな、と思ったりしながら読みました。
ただ、最初のデリヘル嬢の話が、かわいそうで、でも深追いしてなくて‥
誰かを救うことなんて、何かを救うことなんて、出来ないんだけど、せめて、縁のあった人には出来る範囲で、寄り添ってくれるオーナーのやさしさが、よいです。登場人物たちの台詞で、時々胸に残るものがあります。
主人公の、無力感のにじむ、でも投げやりにはならない横顔がすきです。
地元に帰ってきて、デリヘルの店長をやることになった男性の成長物語かな?と思い読み始めましたが、デリヘルで働く女性や、利用するお客さん達の人間ドラマ。
絵は好き嫌いありそうですが、なんだか不思議な魅力があるというかどこか温かみがあります。
働いている女性の環境も様々、かわいい子もいれば素朴な子もいるし、ドラゴンフルーツさんは想像を越えるベテランだし。お客さんもいい人もいれば嫌な人もいる。
なんだかずっと読んでいられる漫画です。
ひょんなことからデリヘルのスタッフとして働くことになった男の目を通して、様々な人間模様を描く。フルーツの源氏名を与えられたデリヘル嬢たちはもちろん、常連客にも個々の事情があり、それが時に身につまされたり、考えさせられたり、同情したり。舞台は風俗でも、性描写はほぼ無し。どちらかというと淡々と話が進み、一つのエピソードの終わり方もあっけない。この人、この後どうなったのな、と気になる話も多い。
デリヘルを扱っているが、一切性描写がなく、さまざまな女性やその客の描写にとても引き込まれます。久しぶりにとても面白い作品に出会ったと思いました!!
表紙に出ている女性は途中で登場しなくなりますが、ストーリーが変わっても、ストーリー毎の表紙に出てくるので、とても気になります。
また、登場人物出てくる男性がとてもステキな方ばかりです。
いろんな方々に読んでいただきたい作品です。
ふとしたことから地方のデリヘルで雇われ店長を務めることになった青年を主人公に、彼を取り巻く風俗嬢たちの人間模様を描いた漫画。
絵柄が苦手で、最初はちょっと腰が引けたが、読み進めるうちに、なかなかに引き込まれた。
作品のタッチは淡々としていて、性的な描写はなく、過度にドラマチックな演出もなく、どちらかといえば、作品は意図的に抑制されているように感じた。
その抑えたリアリティーに好感を持ったし、簡潔な一話の中に、風俗で働くことを選んだ女たちの実情の厳しさや感情の機微が、巧みに表現されていると思った。
女性たちの描き方には優しさも感じるが、作品の根本にあるのは、突き放したような冷たさと、極めて現実的な諦観ではないかと思う。
「あんまり店の子に感情移入すんな…おれらに人なんか救えない」。
その諦観が、この漫画にリアリティーを与えているのではないか、と。
そして、その諦観にはまだ染まれない、よくも悪くも「素人」である主人公の存在が、ともすれば寒々しいトーンになりかねない作品にとって、ちょうどいい清涼剤になっている気もした。
表紙とタイトルから
まさかデリヘルの話だとは
思いませんでした。
イラストも思っていたのとは違い、
ギャグ漫画風?の感じ…
なので ハズレか…と思いましたが
思いの外 読みやすく、
無料分は一気に読んでしまいました。
デリヘルが舞台だけど、
性描写がないのも良いです。
話の途中で その設定いる?
みたいなところが気になります…
主人公が事務所?に来た時、
紹介してもらう登場人物が
全員トイレに入って大便をする、など。
デリヘルなど風俗業界って、ホストにハマったギャルばかりではなくて。
オーナーや店長もヤクザっぽい人ばかりではなくて。
お客さんも、シャイな人とかも多く怖い人なんてごくわずか。
夜の世界も昼の世界も、色々な人がいて
色々なバックグラウンドがある。
わざわざそれを話す事はなく、適度な距離を保ちながら、できるだけ前向きに生きていく。
ただ、それだけ。
柿さんの話が個人的には好き。
メンズエステのセラピストだった自分は、そこで出会ったお客さんと結婚し、今は子供にも恵まれ本当に幸せ。
この世界は、良いことばかりではないから決して働く事をおすすめできないけれど。悪い事ばかりでもないよ。
今この世界で働いている方、頑張って!
絵はかわいらしく生き生きしている。
ちょっと独特のタッチですが、絵本的なほんわかささえあります。
ただ、話が重い。ほんと重い。
しかも、"その後"がだいたい描かれない!
だから悪い、というわけではなく
読者に、悪し、良しを考えさせるものとなっている。
勧善懲悪さもないし、本当に淡々と、切ない人もダメなやつも悪いやつも良い子も描かれていく。
彼らのその後にぼんやり思いを馳せながら読んでいます。
その淡々と突き放すかんじが、あぁ、現実にあることなんだろうな、と思わせます。
男性向けの漫画って印象を受けますが、これは女性も読んでみて良いと思います。
絵柄の好みはかなり分かれると思いますが性的な表現もなくて裸すらほぼ無いです。
デリヘルも正当に登録してれば合法なんだ…ってのが改めて少し驚きました。
なんとなく腑に落ちないけど、仕方ないのかなとも思わせる話もあって考えさせられたり不思議な空気感でほっこりさせられたり…。
キャラクターも愛嬌があって読み進めるうちに話の内容と絵柄が見事に融合していくのが不思議です。