5.0
素晴らしい作品
小花先生の作品はどれをとっても引き込まれる物ばかり。このパートナーという作品はその中でもダークな部分が描かれている。一つのドラマや映画を観ている様な作品です。内容は難しい事が折り込まれてはいるものの小花先生独特のボケやツッコミがいたる所に組み込まれているので、シリアスなのにも関わらずクスッと笑えて安心します。読んで損はないと思うので、是非!!読んでみて下さい。
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小花先生の作品はどれをとっても引き込まれる物ばかり。このパートナーという作品はその中でもダークな部分が描かれている。一つのドラマや映画を観ている様な作品です。内容は難しい事が折り込まれてはいるものの小花先生独特のボケやツッコミがいたる所に組み込まれているので、シリアスなのにも関わらずクスッと笑えて安心します。読んで損はないと思うので、是非!!読んでみて下さい。
小学校の頃に連載されていた時は何となくしか読んでいませんでしたが、今読み返しているとかなり考えさせられます。大切な人が死ぬのは悲しくて、生き返って欲しいと思う…。だけど……どんな形でも生を終えた者の不自然な生は、それ以上に辛く悲しいもの…ラストで武と苗ちゃんが双子を宿し、生を終えた賢くんと萌ちゃんが二人の元に還って来たのだと確信。四人がこれからもずっと仲良く生き、平穏に暮らせますように……。
改めてこの漫画がりぼんに載ってたことに驚き。
小花先生の作品はヘビーな題材を扱うことが多いと思いますがその中でもパートナーは姉妹の死にや人体実験と鬱展開特盛、りぼん感0ではないでしょうか。
だけど当時りぼんっ子だった私が普通に楽しめて読めていたところがすごい。物語のテーマを理解して読めてたとは思えないけど、小難しい印象はなかったし、萌との最後のシーンはうるっときました。
こどちゃもそうですが、重いテーマにコミカルな要素を掛け合わせて読ませるのがとても上手なんだなと思います。
ワードだけ見るとHP吸いとられそうな陰鬱な漫画に見えますが、最後は綺麗に締め括られていて感慨深い漫画です。
こどちゃと全くテイストの違う作品なので、こどちゃを読んでからこちらを読んだ方は驚くかもしれませんね。
でも私は好きです。すごく丁寧に設定を作り込んでいて、人物の心情の表現もわかりやすくて読んでいて感情移入しやすい。本当に悲しい物語なのですが最後はハッピーエンドとは言い難いものの人物それぞれ救われていると思うので後味も決して悪くないです。(一部の人物は除きます…)
この作品で私は人間が生きていく上で何が大切なのかを教わりました。
リアルタイムで読んでいたのは小学生の頃だった。その時から怖いなーとは思っていたけど、今改めて見るとまた別の意味で怖い。死んだ妹の遺体が盗まれるという、この時点でりぼん的に大丈夫だったのか?と思った。その後も製薬会社に拉致されたり、またキャラが死んだりとショッキングなシーンが多い。ただ、今のご時世なら、こう言うことが実際にあってもおかしくないのが、またひとつ違う怖さだと思う
この作品はリアルタイムでりぼんで読んでいて、当時小学生ながら夢中になりました。
今思えば、よくりぼんでコレやってたなと笑
全体を通してかなりダークで悲しくてつらい描写もありますが、この作者さん特有のギャグが散りばめられていて、笑えるところもたくさんあります。
なかなか他の少女漫画じゃよめない世界観なので、本当におすすめです。
個人的には作者さんのコメントとかがある柱コーナーが電子版にはなくて寂しいです笑
子供の頃にリアルタイムで読んで、単行本でも何度も読み返した、個人的には小花先生の中でもかなりの名作だと思うほどの内容です。命の重さ、今この瞬間の大切さ、生きることの厳しさや人間の危うさ、脆さ、美しさ、オカルト的な世界に置かれて主人公たちがそれでも自分を見失わないように保つその気丈な姿は生きる力をくれるし、なによりずっと前向きなエネルギーが彼らから溢れていたから、読み終わった後も重たすぎない。ふとした日常から狂った世界に身を置かなければいけないところも、実は現実ではあり得ることだし実際いつ何に巻き込まれるかわからない。非常によく作り込まれた深い内容の作品です。それでも読みやすくここまで描くことの出来る漫画家さんは素晴らしいと思います。
子供の頃から好きな漫画でしたが大人になってから見るとより複雑に苦しく考えさせられますね。
自分の大切な存在が亡くなって、ロボットになって現れたとしたら
肉体はそのままであってもその人はいない
だけど私たちは肉体に執着してしまうのではないか
見えること、触れることができて安心する
苗と萌のお母さんのチュン太のエピソードはペットを亡くした経験があるので凄く複雑ながらも理解できる所がありました。
ケンちゃんの立場だったらと、想像するだけで泣きそうになります。
シリアスで悲しい話ですが、小花さん持ち前の時折のギャグに救われます。
りぼんで連載していた漫画の中では、シリアスな部類に入ると思います。
明るい学校が舞台の少女漫画ではありません。
主人公の苗達は苗の双子の妹である萌が事故死した後、ある研究組織に捕らわれてしまいます。
絶望的な環境でもブレなくてあきらめない苗の心の強さはすごいなと思いました。
物語の終盤には苗達の行動に一部の研究施設の職員が心を動かされます。
短めの話なので、わりとテンポが良くて読みやすいと思います。
当時、りぼんにはキラキラしたストーリーの作品がいっぱいの中、ダークな世界観で異質な感じの作品でしたが、引き込まれて毎月ドキドキしながら読んでいました。
ただ、小中学生には刺激が強く若干トラウマです。(笑)