4.0
四十路かぁ。
ギリギリ30代前半までは女扱いされても、それ以降は若さという武器はなくなり、徐々におばさんになっていく。
人からおばさん扱いされるのが嫌で、先に自分からおばさんになってきたアピールをして人に言われないよう防御してみたり。
仕事も男性のように昇進があるわけでもなく、どんどん古株になっていき、次々に入ってくる若い子に今までいた場所を取られる感覚。
にこやかに頑張りたいけど、日常に押しつぶされ、ただただ過ぎていく毎日。
主人公がコンビニの子に癒された気持ち、すごく分かります。
最後コンビニの子は呆気なくいなくなりますが、現実もそんなものかもなぁと思いました。
それをきっかけに、主人公が自分や周りを見つめ直し前向きにがんばる姿が良かったです。
変わりたいと思った時、場所や人を変えようと考えてしまいますが、同じところで自分の行動や見方を変えていける強さが必要だと思いました。
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