5.0
三原ミツカズさんの魅力が最も詰まっていると思う作品です。ドールの持つ永遠の美しさ、感情が無いがゆえの悲哀(感情は無いはずなのに悲哀を感じさせるんです)、ドールに対する人間の欲望、羨望、蔑み、相反する感情が折り重なってドロドロした汚い世界が繰り広げられるかと思えば、一周まわって清らかな世界が待っていたりもする。1話完結なので色んな人間観が見れて面白いです。ドールの華麗なゴスロリ衣装と髪型も、毎回凝っていて楽しいです。
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三原ミツカズさんの魅力が最も詰まっていると思う作品です。ドールの持つ永遠の美しさ、感情が無いがゆえの悲哀(感情は無いはずなのに悲哀を感じさせるんです)、ドールに対する人間の欲望、羨望、蔑み、相反する感情が折り重なってドロドロした汚い世界が繰り広げられるかと思えば、一周まわって清らかな世界が待っていたりもする。1話完結なので色んな人間観が見れて面白いです。ドールの華麗なゴスロリ衣装と髪型も、毎回凝っていて楽しいです。
三原ミツカズさんの「集積回路のヒマワリ」の続編と言うか、スピンオブと言うか、過去と未来の話と言うか………です。
謎の多いまま話は進むけど、最後の最後に全てがまとまります。おぉ!なるほど!って。
考えさせられる様な話あり、泣ける話はあり、ちょっとエッチなものもあり。
人間よりDOLLの方が人間らしいと思えるお話です。
一応主軸になっている登場人物がおり、すこしずつ時系列を進めたり戻ったりするオムニバス形式です。
ドール(機械)を描く事で人間を描いている。醜さだったり情だったり…良い話も多いですが、なんか“機械=感情がない”の設定があやふやでもやっとするところがあったり、極端なエロ表現に若干ひくところもあり…なので☆3つで…
数年前にも読みましたが、今読み返しても古い感じがしない内容です。
本当に人間そっくりなクローンドールがいたら、救われる人がいるのかもしれませんね。良いことばかりでなく、怖い内容もあります。色々なショートストーリーなので、飽きずに読めます。
ハマって次から次へと読みました。とても心惹かれる作品でした。
ただ、人間の汚い嫌な部分をテーマにしているので、気持ちが暗くなります。相手は人形だから何をしてもいいとそれはそれは酷い扱いをするのです。うつ状態の時は読まないほうがよいと思う。
死化粧師からのファンなので、まだまだ知りませんが、やっぱりグッときます!
生きる力がなぜか生まれてくる、そんな気持ちになる漫画家さんだと思います!
これから一つずつ、じっくりと読んでいきます( ´∀`)
無料部分しか読んでいませんが、完結したエピソードなので、すんなり世界観に入っていけました。人間より人間らしいDOOLというテーマはよくあるようで、三原先生の作品だと新鮮に感じます。
1話完結のようで全て繋がっていて、ラストはちょっと衝撃でえっ!ってなりました。作者さんの死化粧師も好きな作品だけど、DOLLもいろいろ考えさせられる良い作品でした。
絵が好きで購入しました。出てくるドールも美しくて、衣装も丁寧でそちらも楽しめます。ストーリーは人間と心のないドールの話し。心のないはずのドールがとても美しく見えてきます。
欲望や弱さや崇高な愛など、人間の持つ様々な側面が、ドールを介して鏡のように映し出されます。
魂がないはずのドールの眼差しは、静かで、慈愛に満ちた悟りの境地を思わせます。