【ネタバレあり】泡恋のレビューと感想

ジャケットのイラストに惹かれて読んでみました。正直、ストーリーには期待していなかったのが本音です。ですが、普通に読んでいて女の子の恋する気持ちと相手役の男子の気持ちが『高校生の頃ってこんな感じなんだろーなー』と、素直に可愛いなーと読み続けたくなる内容の中身でした。脇キャラとしては、主に生徒会長の面倒見のよさが出ていて物凄くいいのですが、ほかの生徒会の子達、特に仲良くなる同じ生徒会の同級生の女の子も、主人公の相談役みたいな感じでもっと出番をだしてあげると、主役と相手の男の子がますます魅力的にひきたつんじゃないかなーって思います。過去におきた自分の人生に自暴自棄になって、人間不信に陥ったことによっておきる記憶障害を抱えている相手役の男の子。記憶障害がおきることによって人間関係を適当にしていた時期に（本人に記憶がなく自覚もなく）つるんでいたらしいろくでもないチンピラとの清算をきちんとさせて、ハッピーエンドになって欲しいですね。

水波風南の作品が好きで毎回読ませてもらってます！
初めから記憶が飛ぶストーリーは初めてで、何が何なんか全然わからんって思ってましたが、その記憶の原因を突き止めるために由花に危ない事に巻き込まないように記憶を消すふりして、記憶が戻ってまた付き合うのかと思ったらそのまま別れるからえ？ってなったけど、最終それをちゃんとわかってての好きだってなったから今までにないストーリーでハマりました！次の新作楽しみにしてます！

はじめの方のゆかははっきり言って何この子って感じでした。自分の事ばっかりで。
でもそれに自分で気付いて成長していく過程はよかったです。
賢太郎は過去が原因で記憶がなくなってしまう。何もかもが嫌で人を騙すこともなんとも思わないようになってしまって。
でもゆかに出会って賢太郎も前向きに頑張っていって。お互いを思い合う気持ちがすごく伝わってきました。
素敵な恋です。結ばれたあとも２回目がまたかわいい。高校生っていいな。
最後の鯨井先輩もなかなかかっこよかったです。
やっぱり賢い人は強い‼️

好きです

明るかった男の子が過去の恋愛をきっかけに記憶が飛んでしまい、性格も暗く大好きだった野球もやめてしまいました。
そんな時に出会ったのが主人公の女の子なんですけど、その子をきっかけにどんどん変わっていくんですがとにもかくにもキュンキュンします。
カップルになってからのイチャイチャがかわいいです。
水波風南先生の作品はどれもこれも絵が綺麗でこの作品は長さからしたら単行本5冊分ではありますがあっという間に読み終わるんでおすすめです

意外な展開

最初はカレシ欲しいだけの軽い女の子の話かと思って読み始めたら、意外にも記憶を無くす男子との重い展開に。
両想いの記憶を無くされても、落ち込む気持ちを奮い立たせて彼を支えていこうと決意する彼女は、もはや最初の頃の軽い女の子ではなく、本当の恋を知って一途な想いを貫こうとする健気で果敢な子に変わっていました。
記憶を無くす賢太郎に絡む氷高もまた悲惨な境遇だったり、読モの加賀さんも教師との不倫に悩んでいたりと、脇役事情も深くて興味深く読ませて貰いました。
ずっと想っていた加賀さんを遂に射止める生徒会長の番外編も良かったです！

無理しないでいいのに！

由花は純粋で素直で本当に優しい子。それに対して莉々子はあざと可愛い性根の腐った子。由花は莉々子のグループに入れてもらい、自分は認められてグループに入れたんだと思っていた。夏祭り合コンの話が出て、皆でお揃いの浴衣にしようとなったが、由花には手に入れることの出来ない金額の浴衣。結局以前からある金魚柄の浴衣を来ていくが、莉々子達が金魚の浴衣とか小さい頃は着たけど、今はありえないーみたいな事を言われ、おまけに由花以外もうカップルが決まっていて、自分が惨めになり、帰ろうとすると莉々子達が、ほらこれはお揃いじゃないとリボンのついた髪ゴムを見せ微笑んだ時、私はすごく違和感を感じ気持ち悪く感じた。ちょっと強面の賢太郎しか残っておらず、やっぱり帰ろうとした時始まって５分じゃ早いし、夜店を見て行く事になり、気を遣って由花は色々話し掛けるも一言で会話終了状態
金魚すくいをしたら由花はすぐタモが破れたが、賢太郎は苦手とか言いながら沢山の金魚を釣った
賢太郎のカッコよさに気を取られて半分以上金魚は水中に。すぐ死ぬから嫌なんだと賢太郎は言ったが、由花が家の金魚１０年位生きてるよと言うと、じゃ俺の飼い方が悪かったんだなと一瞬しんみり。金魚屋のおじさんが２つに分けてやるなと言ってくれたが４つに分けてと頼んだ。莉々子達が金魚を快く受け取らないだろうなと思ったら、生き物を粗末にしすぎの一蹴で、だよねと笑った由花。そんな申し訳なさそうにしないで、もっと毅然にしてればいいのに。帰りは賢太郎が由花の最寄り駅まで送ってくれたが、賢太郎は一つ前の駅だった。賢太郎は言われた通りにやってやったんだからきちんと払えよなと誰かと話していた。やらせ合コンで主犯格は莉々子じゃない？何も知らない由花はわざわざ送ってくれたんだと、１人ウキウキしていた。生徒会長や書紀を決めるのに自薦他薦は問わないと言った途端、莉々子は手を上げ、由花は莉々子にガンバとジェスチャーすると、何と由花を指名したのだった。賢太郎も立候補していて、由花を知らないと言ってみたり、今一つ掴み所のない人物。由佳は結局書紀になり、教室では鬱陶しい奴から開放されたとお揃いのリボンの髪ゴムを捨てた３人。私ならこんなグループに入れて欲しいとか最初から言わない。賢太郎は味方か敵か今後恋愛に発展するのかが気になる

読んでいくうちにはまる

由香は彼がほしくて、一番目立つ女子グループに頼んで入れてもらった。
一緒に行った祭りで男子グループと共にすることになったが、由香は友達とはぐれ、賢太郎といることに…

女子グループに仲間はずれにされて、賢太郎も由香外しのために呼ばれた人員。
色々としんどい展開。

結局、上辺で付き合っていることがもとだと分かって由香は友達と笑顔で分かれる。
生徒会にも入って、賢太郎との距離がぐっと近づいたと思いきや、本人記憶が抜け落ちるという病を持っていて。
由香はキスしたことなども全部忘れられてしまう。

この辺りがまた一層しんどい展開。

初めは由香のテンション高めキャラについていけなかったんですけど、読んでいくうちに少しずつはまる、という印象。
男の子が軒並みイケメン。

無料分だと由香が賢太郎のことを諦める、といったところで終了。
思い出してくれるところまで読みたい気持ちはありますが、他にもたくさん読みたいものが控えているので、ここまでで。

少しテーマが重めで複雑だけど純愛で、この作家さんの作品の中で一番好きです。ヒロインは最初は人に合わせるような子だったりフワフワしていたけど、クラスの女友達や賢太郎くんといろいろあって少しずつしっかりした強い子になっていきます。その成長過程をずっとそばで見ててくれた賢太郎くんとやっとくっついたと思ったら、賢太郎くんは記憶を失ってしまう病気を抱えていて、ヒロインとのことも全部忘れてしまう。それまでの過程が素敵だっただけに、えっなんで！？と思いましたが、ここからどう克服していくのか続きが楽しみです。

相変わらず水波風南先生の漫画は絵が綺麗。
扉絵とか繊細で色使いも綺麗。
途中までしか読んでませんが…
今回は恋愛以外にも友情が濃く描かれてる。
高校デビューあるあるのモテそうなグループと仲良くなる！
でも合わないとつらいのよね。
あれこれあって結局、モテグループとは離れるけど彼女ら単体だと悪い子じゃ無いんだよね。
リーダー格の子はなんだかんだで助けに来てくれて優しいし。
いるグループが違っても会ったら話せる。グループとしていつも一緒！ではないけど、こんな距離感の友情があっても良いんじゃないの？って思わせてくれる。
なにより生徒会でちゃんと友達出来て良かった。
あぁ、なんだか友情のことばかりに。
でもそれくらい友達のことについても考えさせられる物語です。
主人公と彼、これからどうなるのかな…。
泡のように消える恋愛なんて悲しいから、どうかハッピーエンドでありますように。

まだよくわからない。

無料分まで読みました。
ヒロインのことをモテる女子グループの子たちがどう思っているのか、言葉や態度の端々が気になりました。無料分の話の終わりに、もう仲良くしなくていいね、と言っていた所とか、なんだか読んでいて不穏な感じがしてイヤでした。。
男の子も、記憶がなくなる？みたいなシーンがあって、どういうことなのかまだよくわからない。
よく分からないので、もう少し続きを読んでいこうと思います。