4.0
やはり、この時代が合う
池田理代子先生の作画は、やはりこの時代、この世界観が合いますよねー
歴史的には知ってる流れだけど、どのようにドロドロに描かれるのかが、楽しみです
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池田理代子先生の作画は、やはりこの時代、この世界観が合いますよねー
歴史的には知ってる流れだけど、どのようにドロドロに描かれるのかが、楽しみです
美しい作画で描く、日常とはかけ離れた世界であり得ないだろうというキャラ設定、なのにハマってしまう、という
タイトルからは切ない恋心かと、思いきや、ギャグありドタバタあり、辛さも切なさもありで、少女漫画の王道!ってかんじ
当時、子供ながらに、唇を常に噛んで赤くする、ってのを真似てやってたのを、思い出した
寺院や住まいなどの背景描写が細やかで素晴らしいし、室内の調度品の精密さもさすが!大御所先生
蘇我馬子が馬子のイメージだなと
平安時代の十二単時代よりも、この飛鳥時代の方が朝鮮半島との交流もあり、衣装なども大陸風なので、思う以上に濃い顔の人も居たのかも?と思うのであまり、違和感感じない
ただ、真面目に描き過ぎで、「漫画で読む歴史上の偉人シリーズ」みたい
連載当時に読んでた時は、ベルバラ、オルフェウスに続いての男装の麗人の少し大人向けのお話しと思って読んでたけど、こんなに時代を先取りした内容だったのね、驚き‼️
ラストが救いようが無いのが、ちょっとねー
再婚当初はるりに優しかった継母も、実子の唯が生まれてから次第に冷たくなる
庭のブランコに乗ってる唯が、発作を起こした時に側にいたるりが、継母に叩かれる
唯が病死してしまい、ますます冷たくキツくなる継母、血の血ながらない兄、真幸の優しさが救い
いつまでも逃げた妻を忘れられずに、夢に見て名を呼んでしまう父親も、いつまでも現実見てないよなと情けなくなる
自宅の庭にブランコがあるなんて、憧れたもんだわ
番外編としてとても面白くて、本編ともちゃんと絡んでいて
カロリーヌの絵に描いたような、ロザリーへの嫌がらせが、アニメ名作劇場に出てきそうで、わかりやすい
伯爵夫人の美の秘密
やっぱりそうだろうな、と思いつつの怖い物見たさ、で読み進めちゃうわ
ベルバラからのオルフェウス
もう懐かしい過ぎて泣きそう!
男子寮を舞台に友情、恋愛物かと思いきや、復讐劇であり、サクセスストーリーであり、政治絡みであったりと、色んな状況がてんこ盛り過ぎ
当時、友人たちとユリウス派、クラウス派、イザーク派、ってわーきゃー言ってた事も懐かしい
壮大な話にし過ぎて、収集付かなくなった?感はあるけど
ユリウスのラストが残念過ぎる
あんなに美しく凛々しくカッコ良かったのに、ラストになるにつれて、女の弱さ愚かさが儚さが際立ってきて、それが良いのかもしれないけど、個人的にはスッキリしなかったなー
このタイトルを見つけた時に思わず「おー!」となった
美弥ちゃんがケガした時の実母と養母の行動の違い、それを互いが「相手こそが母」と感じるシーンをずっと覚えてた
何十年も経ち、子を持つ身となってわかった
この2人の母はどちらも、本当の母だと
大人の女性の心の機敏を描くのは、庄司先生のお得意ですよね
実母の再婚相手が良い人過ぎるのも、結婚式での真実暴露に新郎両親も感動するばかり、なのもきれいごと過ぎる感もあるけど、昼ドラになりそうなそんな昭和テイストもなつかしい
「悪たれ団」て言葉自体が、今ならNGかも、笑
尚子と真理子は双子で真理子が身体が弱くて、2人育てるのは無理!って事で尚子だけ田舎の祖父母に預けられるけど、お父さん社長でデカいお屋敷住まいで、お手伝いさんもいるのに育てられない事ないだろー、かわいそう過ぎるわ!と子供心に思ってた
真理子の余命が近づき、2人を一緒に過ごさせたいとやっと実家に帰れる尚子、真理子の死のショックで尚子の存在を忘れて「真理子」と呼ぶ母、それを容認する父、綺麗に描いてるけどしっかり毒親だよ
尚子の本音を気づく飛島さん、真理子が飛島さんを好きな気持ちに気づき、自分の気持ちを隠す尚子、
綺麗な関係でいようと最後まで真理子には手を出さない飛島さん、いやいや、きれい事過ぎるでしょ
第一、飛島先輩中学生に見えないって
岩崎くんの純真さ、沖田くんの更生過程とその死、初音ちゃんのレ◯プ、それを受け止めた岩崎兄との
結婚、などなど色々ありつつで、尚子と岩崎くんは念願の教師になる、で最終回
全体通して、きれい事、理想が語られ事が多く、優等生作品なんだけど、つい読み進めてしまう
だいぶ経ってから、続編で尚子の教師編もあったけど、個人的にはこのままここで完結で良かったんじゃないかなと
今思うとかなり無理ある設定だけど、この作品の時代はまだまだ、テニスというもの自体がそこまで一般的で無く、あこがれもありで、物語りに出てくる『コンチェルト』て言葉に「何だ?」とか思いつつかっこいいなーと
薫の歪んだ愛情を目覚めさせた聖子さんが、かっこよかったです、亡くなってしまうのは悲しかった
聖子さんの弟、匠だっけ?がコートの中にいつもラケット入れてるてのは、笑ったけど
短くて良くまとまった作品です!
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