Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全248件

  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    木野咲カズラ先生の画で、良かった…

     ヒロインとヒーロー同士の契約結婚から始まるお話は多々ありますし、そのうちの何%かは、ヒーローに恋人・愛人つきだったりします。その場合、ヒーローがヒロインとの「真実の愛」とやらに目覚めるまで、しばらくモヤッを感じるものですが、このお話はそれがほとんど…というか、多分全くない!!誰かこの状況を説明してください…。

     多分それは、作画の木野咲カズラ先生ののほほ〜ん、失礼、ほんわかした画風のおかげかと…。もちろん、ヒロインヴィオラが、夫サーシスのことを「同じ敷地内の別館に住む衣食住を保障してくれる人」程度にしか認識しておらず、恋愛感情にも疎いというシナリオ設定の力もあります。でも、他の作画先生のドラマチックな画やシリアスタッチの画だったら、このまったりした雰囲気は作り出せないはず。本来、超モヤモヤスタートであったはずのものを、(笑)たっぷりのあるあるコメディーにまで昇華させたのは、やっぱり木野咲先生の画によるところが大きいでしょう。サーシス様なんて、およそ浮気男に見えないもんね〜。
     それにしても、各エピソード毎に「誰かこの状況を説明してください」と言いたくなる状況が、ヴィオラを待ち受けているって、一体どういうことでしょう。タイトルに込められた並々ならぬ思いと、原作のパワーを感じます。どんな状況に陥っても、ポジティブ思考及びチェンジリングで、逞しく生きてきたヴィオラと、この年にして「真実の愛(笑)」に目覚めたサーシス様が、それぞれに変化していく様子、これからも楽しく追っていきたいと思います。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    まずは第一部終了…続きは?

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     ざっくり言うと、「小国ドラクリアの王女マリが、大国リンカの5人の王子を味方にするまで」のお話です。う〜ん、回帰もの+乙女ゲームの要素が入っている…結果的に、ユルい逆ハーって感じ?
     5人の王子も、これまた個性豊か。髪色も、性格も、能力も、もちろん顔つきも、頑張って頑張って、5人別々にしてあります。ここまで違うと、この5人、絶対同腹じゃないよね。それぞれ、推してほしかったのかもしれないけれど、この流れなら、第一王子のアレクサンダーが、マリ争奪戦?で一歩リードしているように思える、今のところ…。
     ただ、やんわり匂わせているところで、40話完結!?えっ、話としては、全然終わった感じがしない!
    確かに、5人の王子は攻略(味方につける)できた、ルートビアとの平和宣言も取り付けた、でも、平和宣言の有効期限は1年だし、ルイ問題も本当の意味では片付いていない、そして、何よりもマリ、貴女はいったい誰と結ばれるの〜?!恋愛・結婚だけが幸せの形ではないけれど、やっぱり、ここは誰かを完全攻略して、すっきりしてほしいかも…。
     ということで、自分的には、まず第一部終了、自分の能力に自信をもって向き合えるようになったマリが、より強く、賢く、逞しく活躍できる続編、第二部を、強く強く希望いたします。

    • 17
  3. 評価:5.000 5.0

    「悪気がない」の時代でわない!

     巷でこれだけパワハラ、セクハラが騒がれている時代だから、よもやよもやこんなハラスメント案件の会社が、存在していると思いたくはないけれど、いるよね〜、こんな人って感じの波乱の?スタートです。
    ・杏奈と愛美…友達の皮を被った何気にマウント&カースト女。オバアタリアンへの道を一直線!
    ・青木…言わずと知れた昭和テイストのセクハラおじさん。再教育の必要あり。
    ・高橋部長…波風を立てたくない、八方美人のことなかれ主義。「見てるだけ〜」で、部長かーい💢
     多分、この人たちみ〜んな「悪気がない」んだと思う。で、このくらいのツッコミは大丈夫?ウケる?が積み重なっての、誰か(例えば智子)への無意識の「悪意」が、各種ハラスメントの形をとって、存在しているんだろうな。そして、多くの場合、被害者は我慢を強いられ、加害者はその罪の重さに気付かない。
     だからこそ、はるのような人材が、必要とされる時代なのかもしれません。自分の価値観を一方的に押し付け、無理に相手をねじ伏せようとするなら、それは迷惑行為。でも、はるの場合は、自分の考えをただ伝えているだけで、相手の同意を求めているわけではなく、まさに「各位、私のことはお構いなく」状態。その潔さが清々しい。
     現在の「はる」になるまで、彼女がどんな人生を歩んできたのか、とても興味があります。でも、どこの世界にも彼女みたいな立ち位置の、揺るがない方、いらっしゃいますよね。「自分」をもって歳を重ねた女性の人間力とかっこよさ、これから楽しんでいきたいと思います。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    フルカラーで山崎の男前度up⤴️

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     ついにこの作品も、フルカラーになりましたかー。正直、悪くないです。白黒版では、単なる黒髪表現の山崎でしたが、フルカラー版では、ブルーブラックの髪色にいい感じでホワイトを差して、しなやかさを表現している…好みに個人差はあると思いますが、フルカラー版の山崎、白黒版より男前度が⤴️上がっている感じで、これからとても楽しみです。
     ストーリーのほうは、タイトルどおり山崎が、365日前から日菜乃に対して結婚宣言、じわじわと外堀を埋めて?ついにはゴールイン!という王道の筋書きです。王道だけあって、愛菜という元カノ社長令嬢も登場し、二人の間を引っ掻き回しますが、仕事以外では基本的に相手にしない山崎の誠実な様子が清々しい…愛菜の往生際が悪くて、イラッとはしますが、何とか耐えられます。そして、日菜乃に男として意識してもらうために、欲望に流されず?誠意をもって、彼女と向き合おうとする山崎陸が、完璧にイイ漢なのです。
     さて、前述のとおり、白黒版では既に結婚している日菜乃と陸。そこで完結と思いきや、現在、その後の二人の日常を描く新章に突入しています。あれれぇ〜?じゃあ、タイトルを「365日後の花嫁〜男友達から強引に求婚されて結婚しました」に替えなくても、よいのかなぁ?

    • 7
  5. 評価:5.000 5.0

    ツンデレクロエとスパダリクロード

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     タイトルからしてネタバレ、はい、そのとおりです、ヒロインブレア(本来はモブ)が仕えたお嬢様クロエが、異能に目覚めた後、クロードお坊っちゃまになった…というお話。
     では、なぜそんな面倒なことになったかというと、非嫡出子であるクロエ、正妻の公爵夫人の目を逸らすために、魔法薬で成長を巻き戻し、女の子を装っていました。けれども、異能に目覚めた彼女は、屋敷を追い出されたブレアを連れ戻すために、青年クロードとして生きることを決心します。その理由は、ズバリ「愛」。初めは家族愛だったものが、だんだん異性としてブレアを意識し、大事に思うようになっていく…けれども、ブレアはクロエを女性と信じている…その微妙さが、前半のキモ。クロエのクイーンオブツンデレぶりが、たまりません。
     後半は、クロエ改めクロードが、ブレアに男と認めてもらうために、押して押して、押しまくります。だって、公爵家の後継者に名乗り出たのも、全てブレアのためだもんねー。スパダリクロード、背が高くなって、イケメン度が増して、マジ眼福です。
     紆余曲折を経て(神様でさえ登場する!)、たどり着いた最終話。ブレアの問いかけに対し、クロードが答えます、「ありきたりなこの瞬間が、涙が出るくらい幸せだ…」二人で共に生きる喜びを、これだけ如実に表した言葉は、他にないのでは?
     傷付いた二つの魂が巡り会い、理解し合うことによってたどり着いた奇跡の物語、もちろん星5です。

    • 19
  6. 評価:5.000 5.0

    完読したどー!

     毎日毎日1話ずつ、こつこつ読み進めること264日(−3日)、1年の4分の3の日数を費やして、遂に完読することができました。無料じゃなかったら、決して読もうとは思わなかったであろうこの作品、とんでもない駄作かと思いきや、読めば読むほど気になって、それなりに満足感のある仕上がりです。
     もちろん、ツッコミどころは満載です。高麗とか百済とか新羅とか歴史の勉強かーいとか、腐ナムシはいい年した大人なのに、白靴下かーいとか、第3王子ファンソンの嫁さんはどうなったんだーいとか、どうでもいいことから、結局「ユルダ」は何者だったんだーいという根本的なことまで、たっくさんツッコみたい。プリオンナイトに至っては、ロボットアニメかって?ただ、それらにいちいち応えていたら、多分264話では終わらないだろうから、このざっくり惚けた感じがよいのでしょう。
     ざっくりしつつも、設定と構成は、それなりにしっかり練られていて、行き当たりばったりに作られた作品ではないと思う。スヒが非業の死を遂げて、サンヒに転生したことも、第1王子ヒョンソクに魔力がなかったことも、すべて意味のある設定で、ラストに繋がっていました。改めて読み返してみると、意外と伏線が張られていたことに気付くはずです。
    「聖女の力」は、水戸黄門でいう印籠みたいなもの(←分かる人には、分かる!)、そんなもんで全て解決しちまったんかーいというオチだけれど、「ユルダ」以外はみ〜んな幸せになれる結末です。あまりにも陳腐な予定調和…と片付けないで、ぜひ264話を根気よくお楽しみになることをお勧めします。全話無料のうちが、チャンスでっせー♡

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    幼馴染もの史上、最高の「ありがとう」

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     玉石混交数多ある「幼馴染もの」の中で、この作品ほどピュアで、初々しくて、爽やかで、甘酸っぱいものは、他にないかもしれません。幼すぎもせず、くだらない駆け引きもなく、もちろんヒーローはクズではなく、高校1年生がお互いを大事にした結果、こんな等身大の、でも奇跡のような恋物語が生まれましたって感じかな?
     大抵の幼馴染ものには、ヒーローまたはヒロインを邪魔する元カノ、元カレ、ライバル横槍女etcが登場して、かなりイライラさせられることが多いのですが、この作品は違います。最大の障害と思われた星壱の元カノでさえ、とっても良い子で、きちんと救済の道が用意されているあたり、さすがの手島ちあ先生。主要メンバーの誰もが不幸にならない…幸せの予定調和っていうのかな?でも、それぞれの心情が丁寧に描かれ、みんな迷い、悩んだ上でのハッピーエンドだから、都合よ過ぎ感は少なく、納得のストーリー展開です。
     ラストシーン近くで、星壱がこゆりに言います。「俺のそばに 生まれてきてくれて ありがとう」くぅ〜っ、これ自分的に、幼馴染もの史上最高到達点の「ありがとう」。あまずっぱすぎる青春ピュアラブを追体験したい方には、絶対お薦めの星5です。

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  8. 評価:5.000 5.0

    人を好きになるって、こんな感じだったよね

     最近の学園ものって、そんな学校、日本にあるかーいとツッコミを入れたくなるような荒唐無稽設定か、遊びのカンケイを生業とする初期設定クズDKものか、そのどっちかしかないんかーいと、常々思っておりました。「君に届け」の感動、いま何処…。
     でも、ありましたよ〜、見つけましたよ〜、河原センセ、描いてくれましたよ〜。混じりっ気のない純正品のピュアラブ、ここに降臨です!
     両片想いなのに、なかなか一歩を踏み出せない二人…見ていると、確かにじれったくてたまりません。でも、不思議とイライラはしない。なぜなら、朔英も光輝も、とても気持ちのよい子たちだから、あの子たちのペースに任せて、待ってあげたいなぁという気にさせられてしまうからです、読者も。
     主に朔英目線でストーリーが進むので、光輝の一つ一つの言葉、一つ一つの表情を、読者は朔英と一緒になって深読みし、一喜一憂してしまうので、ドキドキ感が半端ありません。河原先生、恐るべし!です。
     昭和っぽい?現代の高校生らしくない?そんなの関係ねぇ💢で、本当に人を好きになるって、日常の何気ない「どきっ」や「キュッ」の積み重ねだったよなぁ…そんなことを思い出させてくれる「たまほし」、星5じゃ足りないんですけれど…。

    • 6
  9. 評価:5.000 5.0

    真実の愛<運命の愛?!

     自国の王太子エドワードに「真実の愛を見つけた」と言われて婚約破棄されたマリアベル、今度は、隣国の皇太子レナートに「真実の愛よりも運命の愛」と口説かれて、再び婚約しましたとさ、めでたしめでたし…となるはずだったけれども、そうは問屋が卸さなかったぁーっ!というお話です。
     既に「真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!」の部分は、無事着地を見たので、そのまま完結しても全く違和感はなかったのですが、そこは人気作、続きが続いちゃっているのですね〜。まあ、フラグが立っていたと言われれば、それまでですが…。
     それにしても、皇太子レナート自身が選んだ婚約者に、難癖をつける公爵令嬢もどうか思うけれど、マリアベルの実力を認めさせる良い機会と思えば、このイラつく展開も頷けます。「真実の愛」の何たるかが分からず、人形のようだったマリアベルが、レナートの人となりを知り、信頼を深めることによって、「真実の愛」を意識していく様子は、なかなかのものです。
     さて、皇太子妃の地位をかけたこの試練、「運命の愛」に導かれたマリアベルは、見事婚約者として面目躍如となるか…って、ヒロインですからね、ハッピーエンド以外は認めませんのことよ〜。

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  10. 評価:5.000 5.0

    今度こそ、愛?!

     この手の華流時代劇に接するときは、一定度以上の根性が必要。登場人物の顔や髪型が、似たくさいものになりがちです、見分けるの大変だし、日本の常用漢字にないような文字が濫発されていて、読めねーし💢だし…でも、一番戸惑うのは、同一人物なのに、いくつもの呼び名で表記されること…これ、中国モノに詳しくない日本人には、お手上げだね〜💦
     例えば、ヒロインの喬昭。転生後の名前は黎昭なんだけれど、黎三と名乗ったり、昭昭と呼ばれたりしている。字とか生まれ順とか身分とかで、いろいろ変わるみたいで、いったいどーしてくれるんだって感じです。
     つまりはこの手のお話、よほどのマニアでない限り、難しい名前と人間関係を真面目に覚えようとするのではなく、うっすらの認識する…例えばヒロインは「昭」、ヒーローは「邵」の漢字で区別するとか…たまたま?どちらも「しょう」読みなんだけどね。そういう、「うっすら読み」を推奨します。
     ところで、この物語のキモは、ただ一つ!前世と同じ時代、別人物に転生したヒロインが、真実の愛を手に入れられるか?!これに、限るでしょう(個人的に)。お互いのことを十分には理解し合わないうちに、死に別れてしまった夫婦の、やり直し物語です(個人的に)。喬昭の死にまつわる陰謀を解き明かすワクワクと同時に、二人の距離感が縮まるワクワクを楽しみながら、今度こそ愛!を期待したいと思います。

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