Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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601 - 610件目/全616件

  1. 評価:5.000 5.0

    全ては高校の図書館で…

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     恋におちる瞬間…それは、急に現れる。上条忍の場合は、高校の図書館。くだらない器用さを持て余していた忍が、和華にかけられた一言で、初めて自分を肯定できた瞬間。そして、忍は「痴人」となり、思い続けて10年、和華を手に入れるために、ドイツから帰国します。
     各話のタイトルが、名作をモチーフにしているだけではなく(特に後半)、万葉集、源氏物語、古都、蜘蛛の糸、星の王子さま、金魚撩乱などなど多種多様な文学作品が、さりげなく(もなく)登場し、高校時代の国語の勉強を必死に思い出しつつ読みました。ひいろ先生って、文学少女だったん?
     イチオシは、おそらく「若きウェルテルの悩み」をオマージュした「若き青年の悩み」の章。
    忍のモノローグ「この先 何処へ行っても 何をしても 彼女の元に帰り 愛しぬく」が胸に迫ります。
     高校に図書館で恋におち、高校の図書館でプロポーズし、高校の図書館で結婚式を挙げる…出来過ぎな展開ですが、女の子なら一度は夢見たシチュエーションなので、許そう! 1000点満点です。
     67話完結となっていますが、実はその後も番外編が描かれていて、そちらも絶対見逃せません。追加配信ってあるのかな? 忍と和華と、そして双子たちの物語、これからも時々はお目にかかりたいと願っています。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    なるほど確かに可愛い可愛い

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     口元のあんこを拭われて赤面する似鳥教授、小野小町の歌を誦じてみせた美波の姿に大感激する似鳥教授、下心パワーで頑張ると告げられて右往左往する似鳥教授、付き合うことになった美波を名前呼びできずに撃沈する似鳥教授、一緒に過ごせることが大事と言われてラブラブスイッチが入る似鳥教授…45歳とは思えないくらいピュアなヒーローです。いったい20年前の彼の恋愛に何があったのでしょう。これからは、彼の過去にも焦点が当たっていくのかな?
     どんな似鳥教授でも肯定的に捉える美波ちゃんに、愛する人をロックオンした女性の強さを感じます。やや画の線が雑な印象なので、星4かなとも思ったのですが、似鳥教授の可愛さと本当の男らしさ、もとい人間として尊敬できるところで好感度アップ、巻き返して星5です。女性漫画ジャンルですが、今のところ全く爽やかで、見ようによってはじれったい内容かも…。

    • 88
  3. 評価:2.000 2.0

    もしかして…。

     ほぼ初対面の女の子に「くさい!」と言ってのける薫くん、「超嗅覚」だそうだけど、もしかしてこの頃巷で取り上げられることが増えてきたHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)? もしそうであれば、描き方にはいろいろ配慮が必要だと思います。内容はそれほど悪くはないと思うのですが、タイトルがいじめを連想させて、今一つのめり込めませんでした。無料分まで読みましたが、その後はレビューと1話コメントを見て、課金を中止。こんな読み方を選んでも、よいですよね。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    2021年10月10日

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     いったいどんな徳を積んだから、この漫画を全話無料で読めるなんて幸せにあずかれたのでしょう…。サクラでもなんでもありません、めちゃコミさん、本当にありがとう。
     読み始めは、青島くんがつかみどころがなく、顔がいいだけで何か好きになれませんでした。でも、回を追うごとに内面が見えてきて、逆に顔が気にならなくなっていったから不思議です。青島くんも、雪乃さんのことを知るにつけ、年齢のことが気にならなくなったんじゃないかな。
     2人にとって、2021年10月10日はゴールではなく、はじまりの日。案外すぐ近くに、青島くんと雪乃さんが、にこにこ笑いながらいてくれるような気がします。

    • 1
  5. 評価:1.000 1.0

    イライラMAX!

    異性と付き合ったことがなかろうと、未体験だろうと、それはどうでもいい。それほど気にしなくてはならないことなのか。「葡萄とさくらんぼ」にしても「31歳、初カレ。」にしても、この作品のゆりにしても、ヒロインたちはどうしてこれほど自己肯定感が低いのでしょう。おまけに、ヒーロー咲の下半身はユルめでカルめ…共感したくても共感しきれず、読めば読むほどオツカレに拍車がかかってしまうので、無料分だけでやめときます。ファンの皆さま、ごめんなさい。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    語り手が入れ替わる抒情詩

     無料分80話まで読みました。はっきり言って、面倒くさいです。サクッと読める話では、ありません。視点が変わり、立場が変わり、語り手が変わりで、目まぐるしく入れ替わるその変化に、ついて行けなくなりそうなときもあります。難しい言葉もちょくちょく出てきます。それでも、読み続けたのは、人の内面を深く掘り下げ、一人一人の感情を読み手にぶつけてきた作者の意図を、全力で受けとめたかったから…。今のところ、週一で更新され続けています。芯が延びに延びたえんぴつの角度、これからどう展開していくのか、やはり目が離せません。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    年の差二分の一カップル誕生?!

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     まだ恋をしたことにない17歳月城琴子と34歳香月清。心臓の跳ねる相手同士として、遂に遂に出会いました。好きバレ全開なのに全然伝わらない香月さんと、香月さん女慣れ大作戦を粛々と進める琴子とのちぐはぐっぷりが何とも楽しくて、さすが相川先生って感じです。「三神先生〜」では、初めっから惣ちゃんがなつめにベタ惚れで、その振り切った溺愛ぶりがキモだったのだのですが、こちらは少しずつ少しずつお互いのキョリを縮めていく過程がたまりません。和服男子と日本人形女子との(今のところ)ピュアな初恋物語、これからどんな展開が待っているのか、続きが楽しみです。
     ただし、「三神先生〜」が星5だとすると、こちらは振り切った感のあるギャグがやや控えめなため、今のところ星4です。あくまで三神先生ファンとしての我儘です。ごめんなさい。
     初回配信分最終話の第9話には、ありがたくも「三神先生〜」の番外編がついています。これがまた、短いけれど激甘で最高なんです!ウルウルえっぐえぐのカワイイ惣ちゃんにも会えます。ポイントが足りず全話は読めない方は、この9話だけでもめっけモンです。相川ワールドをどうぞお楽しみくださいませ。

    • 10
  8. 評価:5.000 5.0

    お菓子の好きな魔法使い、もとい巫女様です

    「天に恋う」が大好きだったので、望月先生の名前に惹かれて、早速購入しました。これがまた面白い、読みやすい、絶対お勧めです。

    ○お勧めポイントその1…今のところ3〜5話構成なので、あまり課金しなくても、ある程度満足感が得られます。何なら、興味のあるタイトルのみに絞って、ロシアンルーレット式に読んでみるのもアリかも?!
    ○お勧めポイントその2…3〜5話構成でありながら、全体を通して少しずつ謎が解き明かされ、また、新しい伏線がはられ、興味が尽きません。
    ○お勧めポイントその3…ポイントの割には、1話分の長さは許容範囲です。
    ○お勧めポイントその4…ヒロイン丹己の性格がさっぱりしていてオトコマエ!勿論、ヒーロー(多分)王蘭も、姿、性格ともイケメンです。

    まだ始まったばかりのこの物語、丹己と王蘭の関係は、この後、変わっていくのか、丹己に憑いている狐の真の姿、役割は? 皇帝位を巡ってどんな陰謀が繰り広げられていくのか…などなど、次の配信が待ち遠しくてたまりません。丹己が報酬として受け取るお菓子も興味深いですよ。望月先生が好きなら、ぜひ読んでみてください。

    • 1
  9. 評価:1.000 1.0

    いつか星5になりますか?

     31歳独身経験なし、別にいいんです。恋愛したことがない、別にいいんです。そのどこが悪い?
     ただ、このお話の主人公楓香ちゃんが、あまりにもネガティヴで、堂々巡りで、負の無限ループに陥っていて、全く共感できないのです。せっかく掴みかけた幸せさえも、愛想尽かして逃げちゃいそうで、見ていて辛くなるのです。他の方のレビューの中に、「人間的に成長していく」とあったのですが、無料分24話までを読んだ限りでは、全くそんな様子が感じられません。あと6話で、本当に成長するのですか? 凛太郎クンと紺野さんの違いも、画的にあまりよく分からないし…。(髪色が違うのは分かりますが…。)

     星5の皆様のレビューにも全て目を通しましたが(意外とある)、今のところ課金して、あと6話分読もうという気にさせてくれるものはありませんでした。誰か凄いレビューをアップして、星5をつけたくなるようにさせてください。挑戦、お待ちしております。

    • 2
  10. 評価:4.000 4.0

     題名を聞いて、スタンダールの「赤と黒」をオマージュ?とも思いましたが、そうではありませんでした。若すぎた故の、二人の罪と過ち、そして再生の物語です。
     この作品は、2008年のものですが、画の線は「野獣〜」や「蜜薔薇〜」より荒い印象があります。けれども、テンポのよいストーリー運びはこの頃から健在で、緊張感を保ったまま、最後まで一気に読めてしまいます。
     6年前、偶然に必然が重なってのまさかのすれ違いで、お互いに深く傷付いてしまった綾音と航。19歳と14歳の純粋な二人には、障壁を乗り越える力はありませんでした…前半は、ちょっと読むのが辛いです。けれども、後半に向かうに連れ、6年前の謎が一つ一つ解き明かされ、二人の本当の気持ちも明らかになっていきます。

     このお話のBGMは、勿論ジャズ。(ビル=エヴァンス作曲とな) 航のピアノと綾音の歌のコラボレーションを想像しながら、唯一無二のストーリー、お勧めです。

    • 0
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