3.0
59話まで
ノエルとアフィンがレティシャの翼として覚醒、バネッサも翼になりそうな展開。ヨゼフィーナの翼・テヌア死亡。
ディトリアンが呪いの秘密を知る。(彼が秘密を知った事をレティシャは気が付いていない)
2人の距離は縮まるが、お互いに深く想い合っている事はまだ知らない。
因みにまだ公国に到着していない。
1日1話で読むと展開の遅さにイライラするが、数話ずつまとめ読みすると面白さが伝わる作品。(それでも遅いと感じるけど)
ゆっくり丁寧な描写というよりも雑な引き伸ばし展開が目立つのが残念。回想に話数を裂きすぎ。テヌアからの虐待描写がしょっちゅう挟まれるのもうんざり。
また、ディトリアンは強く優しく聡明な青年だが、肝心な事は心の内に秘めて主人公レティシャに伝えず、スレ違いや問題が発生するのがもどかしい。
かと思えば、急に饒舌になって気持ちを告白したりするのが謎。(これに関してはレティシャも同様だが)
レティシャは生い立ちを考えると仕方がないところもあるが、卑屈過ぎて若干うんざりする。
その癖、物語の初期の頃から変に大胆だったり考えなしに動くのでキャラ設定に一貫性を感じない。(徐々にポジティブになっていくなら分かるけど)
ヒーローのディトリアンやサブキャラ達は魅力的だし、面白いといえば面白いけど、色々と惜しい作品。
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