4.0
悲しい…かな
短いので、サクッと読めてしまいました。なかなか直接会わない、正直に気持ちを伝えない、伝えられない、当時にはこういうこともあったのかなぁと思います。そして政略結婚、後継者争いなど熾烈だったのだろうなと。
好きな人の方を向いて、自分のことを見ている人を見ないのは、よくあることのようにも感じるけれど、一応結婚した仲なら寂し過ぎるかな。あまり主人公に感情移入出来なかった。けど、うん、こういう話もあっていいかな。
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短いので、サクッと読めてしまいました。なかなか直接会わない、正直に気持ちを伝えない、伝えられない、当時にはこういうこともあったのかなぁと思います。そして政略結婚、後継者争いなど熾烈だったのだろうなと。
好きな人の方を向いて、自分のことを見ている人を見ないのは、よくあることのようにも感じるけれど、一応結婚した仲なら寂し過ぎるかな。あまり主人公に感情移入出来なかった。けど、うん、こういう話もあっていいかな。
全員、別に思い人や配偶者がいて複雑。
誰も幸せじゃない。
だけどラストは不思議と切なくなる。そんなお話です。
なんて素敵に〜が懐かしくて読んでいるうちにこの作品に出会いました。瑠璃姫のような冒険は一切ありませんが、この時代の静かで燃えるような人々の心の動きが見えてとても面白かったです。
氷室先生の作品のファンですが、こうやって絵がついてもやはり良いですね!絵の感じが「なんで素敵に〜」より綺麗で平安情緒があって好きです!
山内/氷室 コンビですが、ジャパネスクやちぇんじ、のように 面白く わかりやすい作品ではありません。
山内&氷室先生の小説や漫画はいろいろ昔読んだけど、このお話は初めて読みました。雰囲気がだいぶ違うので、こんなにオトナ向け作品があったのかと驚きました。
それぞれのいろんな行動の裏には、それぞれ感情移入できる理由や背景があって、折り合いをつけながら皆生きていく様子で、考えさせられたり応援したくなったりします。そして有実がちゃんと貴志子のことを愛していて良かった。時間とともに幸せになって欲しいです。
名のある姫なら 周りの都合に合わせて 自分の意思とは関係なく 結婚の道標を決められてしまって 気の毒。
平安絵巻が好きで先生の作品は読みやすく本当に好きです。ちょっと、こちらの作品は、他の作品より爽快感は、ないかもしれません‥
氷室冴子さん原作のマンガはとってもおもしろいです。小説も好きだけど、世界観を壊してなくて、とってもいいです
室町時代の話は大好きです。
なんて素敵にジャパネスクも17歳でした。
瑠璃みたいな女が時代に流されながらも結婚の為に奮闘する様は凄く心打たれました。