頼むから
問答無用で一気読みさせる力がある。
この吸引力は、もう、超一級である。
基本はいわゆるタイムリープもので、主人公は、無差別の大量殺_人犯として死_刑判決を受けた元警察官の父親の無罪を信じて調査を開始するが、事件が起こる前の時代にタイムスリップして…というストーリー。
細かく見ていけば、タイム・パラドックス問題みたいな瑕疵は見つかるのかもしれないが、そんなもの、あったとしても、クソくらえである。
あまりにもスリリングで、サスペンスフルで、リズミカルで、エモーショナルな展開力に、私は無条件降伏するしかなかった。
参りました。
すみませんでした。
と、何も悪いことをしていないのに謝りたくなるくらい、凄かった。
最新話までノンストップで一息に読んで、完結していないことに絶望した。
頼むから早く続きを読ませてくれ。
- 82
5.0