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ハンチョウの人間らしさ
地下の強制労働施設で、他の労働者から金を巻き上げてるとは思えないほど、人間味のあるハンチョウ。作中に出てくる料理も、休日の過ごし方も、どれも参考になりますね。
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地下の強制労働施設で、他の労働者から金を巻き上げてるとは思えないほど、人間味のあるハンチョウ。作中に出てくる料理も、休日の過ごし方も、どれも参考になりますね。
ハンチョウの喋り方や感じが「中間管理録トネガワ」の主人公・利根川に似てて、余り面白いとは思えなかったな。
先に発表された「中間管理録」の利根川はいわゆるホワイトカラー。中間管理職の難しさ等をを含めた笑い話が多く、また、利根川がインテリな事もあり知的なギャグも多かった。
一方で、ハンチョウはブルーカラー。人を動かす利根川とは異なり、動かされる側の労働者側の人間であり、気取らない性格の持ち主である。その事も、本作品が「トネガワ」より人気が出た理由の一つなのかもしれない。インテリで高級嗜好の強い利根川と違い、ハンチョウは久しぶりに出た地上で、庶民的な食事を好み、ささやかな時間を過ごす所も読者に好まれたのかもしれない。
「トネガワ」が長く続かなかったのはギャグ漫画の宿命でもあったが「ハンチョウ」が「トネガワ」より続いているのは、ギャグ漫画よりグルメ漫画に重点を置いている所ではないかと思う。
ぶっちゃけた話、ギャグ漫画よりグルメ漫画の方が描くのは楽な気がする(偏見と言われても仕方ないけれど)。ギャグ漫画は締め切り日までに面白い事を一人で考えなくてはならない過酷さがあるのに対し、グルメ漫画は何処かの店で美味しそうな食べ物を一品でも見つけてくれば話が描ける気がする。
世にグルメ漫画が異常に溢れ、長く続いている作品があるのは、こういう背景があるのかもしれない。
ただ、自分はやはりギャグ漫画が好きだし、楽してる感じのあるグルメ漫画よりギャグ漫画を描いてる漫画家さんを尊敬します。
カイジシリーズ、好きな人はみんなによんでもらいたい。あの人、ハンチョウの人柄がわかるこのシリーズ!ぜひ!
カイジのほうから一日外出録ハンチョウを課金して見たんですがめちゃくちゃ面白いです(笑)ハンチョウがかわいいです。
スピンオフのベスト1!カイジでは悪役のハンチョウが一人で、時にはツレ、黒服の人と一緒にご飯食べたり楽しい地上での生活を。地下での労働あるから頑張れるんだね。
タイトル通り、カイジ本編は全く読んだことありませんが、十分楽しめると思います。現に私がそうです。中年太りしたおじさんが、こんなことのためにここまで真剣になるのかと思うくらい一生懸命です。力を抜いて読めるし、次も読みたくなるし、おすすめです。
大人になると振り上げた拳の下げ方が分からなくなり、下げるどころかもっと高く上げてしまう旨のお話しに妙に納得しました。
変な意地で怒ってみたり、拗ねてみたり…
自分にも当てはまるかも…。
子供の頃と違って、経験を積んだ分、変にプライドが高くなったのかな。
反省しています。
1話ずつの短編だけど、この班長が賢い!まるで経営者!外出とは、贅沢とは、羽目を外す時とは色々なパターンがあり何回でも読める。仲間の2人や一足先に地上に出た仲間までやんわり参加させてくるところが上手い
やってることは地味なんだけど
そうそう、これ、こういうの
美味しいよね、って共感できるし
お金かけるより自分の感性や
工夫が大事よねってことに
気づかせられる。すっごくおもしろい。
アカギから福本伸行ファンになりあれこれ読んでます。これは友達に薦めて貰ったけど、緊迫する緊張感なく読めます…がポイントが高いんだ〜(泣)